証明写真で目線が合っていないのはNG?マナーやキレイに撮るコツを紹介
証明写真を撮って「目線が合ってない」と感じたことはありませんか?
違和感のある写真では、面接官によくない印象を与える可能性も。
そのため、証明写真はしっかりと準備をしてキレイに撮れるようコツを押さえておきましょう。
今回は、証明写真を撮るときのコツや基本的なマナーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
証明写真は目線が合っていないと印象が悪くなることも
証明写真は面接官が最初に見るものなので、印象がとても大切です。
カメラの方を向いているつもりでも、うつむき気味の目線になることや、そもそも目線が合っていないことがあります。
また、あごを上げすぎて偉そうな印象になったり、引きすぎて上目遣いになったりすることも。
そのため、目線だけでなく顔の角度にも注意が必要なのです。
証明写真で「目線が合っていない」を避けるポイント
目線を合わせて写真を撮るためには、具体的にどこを見るかが重要なポイント。
見る場所によって、かなり印象が変わります。
証明写真の「目線が合ってない」を避けるために、キレイに撮るときのコツを押さえておきましょう。
写真機で撮るときはガイド線を参考にする
証明写真は、写真機で撮るという人もいるでしょう。
ただし、写真機の場合は自分でイスの高さを調節し、体や顔の角度を調節しなければなりません。
そこで目印となるのが画面上にある「ガイド線」です。
ガイド線をよく見て姿勢を正し、目線を合わせることでキレイな写真が撮れます。
写真機を利用する場合は意識してみてください。
カメラの奥を見るよう意識する
証明写真を撮るときは「カメラを見なくては!」と意気込んでしまいがち。
しかし、カメラ全体を見ようとすると、寄り目になってしまい、目線が合っていない写真になる可能性が意外とあるのです。
そのため、撮影のときはカメラの奥の方を見るのがポイント。
カメラの奥の方を見ようと意識するだけで、目元が生き生きとしてよりよい仕上がりになりますよ。
プロに撮影してもらう
「証明写真で失敗したくない!」という人は、プロに撮ってもらうのがおすすめ。
写真機に比べると撮影費用がかかりますが、表情や角度、身だしなみを細かくチェックしながら撮れるので、失敗を防げます。
また、ある程度なら修正も可能です。
自分で証明写真を撮るのが苦手という方は、プロにお願いしてみてはいかがでしょうか。
【バイト・大学受験・パスポートなど】証明写真の基本マナー
証明写真には、基本的なマナーがあるのをご存知でしょうか?
マナーを守れていないと、面接官へマイナスな印象を与えてしまうため要注意です。
また、パスポート用に証明写真を撮るときは、履歴書用とルールが違うので覚えておきましょう。
サイズ・撮影期限・背景色に注意
証明写真は、サイズ・撮影期限・背景色などのマナーを守る必要があります。
履歴書用写真の場合は、サイズが「縦4cm×横3cm」で、期限は撮影してから3ヵ月以内のもの。
背景色は、無地・無色の指定がある場合は白、指定がない場合はグレーやブルーでもよいでしょう。
また、パスポートの場合は、サイズが「縦4.5cm×横3.5cm」で、期限は申請から6ヵ月以内、無背景と決まっています。
パスポート写真は、顔のパーツごとに写真に収めるサイズが細かく決められているので、その点にも注意が必要です。
身だしなみをチェック
身だしなみを整えることも、証明写真を撮るときのマナー。
髪が長く目や襟にかかる場合は、まとめてスッキリと見えるようにしましょう。
また、シャツの襟にヨレがないかなど、服装の乱れもチェックして撮影に臨むことが大切。
全体的に、シンプルで清潔感のある仕上がりにするのがベストです。
柔らかい表情で撮る
証明写真を撮るときは口を閉じるのが基本的なマナーですが、無表情では硬く暗い印象になってしまいます。
そのため、口角を上げた方が表情は柔らかくなり、好印象に。
おすすめは口を「うぃ」の形にしてからそっと閉じることです。
口角がほどよく上がり自然な表情になるので、撮影前に練習してみるとよいでしょう。
裏に記名を忘れずに
履歴書の証明写真で忘れがちなのが、裏面への記名です。
名前がないと、万が一写真が書類から剥がれたときに誰かわからなくなるので、きちんと記名をしておきましょう。
水性ペンでは、のりで貼った場合に滲む可能性があるので、油性のペンで書いた方が安心です。
「目線が合っていない」以外で証明写真のよくあるNG例
証明写真のマナーについて、知らなかった方や重要性を感じていなかった方もいるかもしれません。
しかし、マナーを守れていなかったために、選考に落ちる可能性もあるので、最低限のマナーは守ることが大切です。
ここからは「目線が合っていない」という失敗以外で、証明写真のよくあるNG例をご紹介します。
NG例を参考に、自分の気をつけるべきポイントを確認してみてください。
写真を使い回している
履歴書は、選考が終わったら返却される場合がありますが、使用済みの証明写真を使い回すのはやめましょう。
一度貼った写真を剥がすと、剥がした跡や傷がつきます。
そうなると、面接官が写真を見たときによくない印象になるので、新しい写真を貼るのがマナーです。
また、履歴書に貼る証明写真は「3ヵ月以内のもの」という決まりがあるので、期限にも気をつけて新しいものを使いましょう。
服装やメイク・髪色が派手
個性を出すために、派手な服装やメイク、派手な色の髪で証明写真を撮ろうという人もいると思います。
しかし、基本的に派手な見た目は証明写真に向いていません。
服装は、白シャツに黒や紺のスーツを着るのが無難。
メイクは落ち着いた色でナチュラルに仕上げた方が好印象です。
多少顔色が良くなるようにチークを入れるのもアリですが、厚塗りは禁物。
また、露出が多いのも悪い印象になるため、シャツの胸元が開きすぎないように注意しましょう。
前髪が長い・短すぎる
前髪は長すぎると暗いイメージになるためNGですが、短すぎるのもよくありません。
たとえば、ぱっつん前髪などは普段であればかわいらしい印象になりますが、就活では幼い印象を与え不利になるでしょう。
そのため、長い髪も短い髪も左右どちらかに流すのがおすすめです。
表情が暗い・笑いすぎ
証明写真で表情が硬く暗くなったり、笑いすぎて不真面目に見えたりするのもよくある失敗です。
「真面目に撮らなきゃ!」と思うと真顔になりがちですが「笑わなきゃ!」と思うと過度に笑いがち。
証明写真の基本的なマナーとしてお伝えしたとおり、口を閉じて歯が見えないようにし、柔らかい表情で撮るのがよいでしょう。
姿勢が悪い
証明写真を撮るときに、姿勢が悪いことに気づかず撮影してしまうのも、ありがちなことです。
緊張して肩が上がったり、小顔に見せようとあごを引きすぎたりすると、不自然な写真になります。
猫背で写真を撮るのも頼りない印象になるのでNG。
また、真正面でなくアングルが斜めになっている場合も、不真面目なイメージを持たれるので避けましょう。
証明写真の「目線が合っていない」問題を解決!コツをつかんでキレイに写ろう
証明写真を撮るときは「真面目に撮らなきゃ!」と緊張しがち。
しかし、緊張したままでは姿勢が悪くなり、目線も表情もイマイチになります。
目線を合わせて証明写真を撮るには、カメラの奥の方を見るのがおすすめです。
カメラの奥の方を見ると、生き生きとした表情になり、面接官の人に好印象になります。
また、基本的に証明写真を撮るときは、清潔感がありシンプルな見た目にするのがベスト。
個性を出そうとおしゃれを重視したスタイルでは、選考の際に不利になってしまうでしょう。
証明写真をキレイに撮るためには、基本的なマナーを守ることを心がけてみてください。
- うつむき気味や上目遣いなど目線が合っていない証明写真は悪印象になる
- キレイな写真を撮るためには姿勢を正してカメラの奥の方を見る
- 写真のサイズ・期限・清潔感のある身だしなみなど、マナーを守ることが大切