オーディション写真で合格につながる服装選びのポイントとは?業界別に紹介!
オーディション写真で合格につながる服装選びのポイントとは?業界別に紹介!
オーディションを受ける際の書類選考で、目に入りやすいのが写真です。
写真を撮影するとき、どんな服装にすれば良いか悩まれる方も多いでしょう。
服装は合否を左右する大切な要素なので、ポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
今回は、オーディション写真を撮るときの服装選びの基本や、業界別のおすすめの服装などを紹介します。
オーディション写真における服装選びの5つのポイント!
初めにオーディション写真を撮るときの服装として、押さえておくべき基本のポイントを紹介。
これらを意識すると、自分らしさがしっかりと相手に伝わる写真に仕上がります。
どの業種にも共通するので、確認しておきましょう。
身体のサイズに合っているものを選ぶ
まずは、自分の身体のサイズに合っている洋服を選ぶことが大切です。
オーディション写真で審査員が注目しているのは、募集している人材と合っているかどうかという点。
たしかに、流行しているオーバーシルエットの服装は、おしゃれをアピールできるかもしれません。
しかし、容姿をしっかりと判断されるためには適していません。
服装ではなく自分自身を正しく見てもらえるよう、自分の身体にフィットしたサイズの服を選びましょう。
身体のラインがわかりやすいものを選ぶ
ボディラインがわかりやすい服装を選ぶことも大切なポイントです。
募集している人材かどうかを見極めるためには、どんな体形か判断する必要があります。
オーディション写真で体形がわかりづらいと、審査の対象外となるケースも。
そのため服装を選ぶときは、ボディラインがはっきりと出る、身体に適度にフィットしたものを選びましょう。
ワンピースの場合は、ウエストの位置がわかりやすいデザインがおすすめです。
デザインがシンプルなものを選ぶ
オーディション写真の主役はあくまでも自分です。
そのため、自分の印象が薄れてしまうような服装はNG。
たとえば、ブランドロゴが主張されているものやキャラクターがプリントされた服装は、避ける方が無難です。
自分の魅力がしっかりと伝わるよう、デザインはできるだけシンプルなものを選びましょう。
無地や明るめで淡色の服装で、装飾が少ないものがおすすめです。
相手に与えたい印象でカラーを選ぶ
オーディション写真の服装は、相手にどんなイメージを持ってもらいたいか考えて選ぶのもおすすめ。
着ている服装の色によって、相手に与える印象は変化します。
たとえば「白」は、清潔感や純粋なイメージでしょう。
「オレンジ」は活力があり、元気なイメージを与えられます。
「ピンク」には、かわいらしい印象や優しい印象。
さわやかなイメージや誠実さをアピールしたいなら「青」がおすすめです。
「黒」ならクールな印象や知的な印象になるでしょう。
足元まで見られていることを意識して選ぶ
オーディション写真は、上半身の写真だけでなく全身写真も提出する必要があります。
そのため、足元までしっかりと考慮しましょう。
女性の場合は、全身のバランスを見てヒールの高さを考えることが大切です。
一番推奨されているのは7cm前後ですが、慣れていない高さだと姿勢が崩れるので、履きこなせる高さを選びましょう。
デザインは、シンプルなものがベストです。
またストッキングや靴下は、靴との相性が良くシワやたるみが生じないフィットしたものを選んでください。
男性は、ローカットの革靴かスニーカーがおすすめです。
オーディション写真の服装例を業種別に紹介!
ここからは、オーディション写真を撮るときにおすすめの服装例を、業種別に紹介していきます。
オーディションには、アイドルや声優、俳優、ミュージカルのキャストなど、さまざまな種類があります。
業種によりポイントがやや異なるため、それぞれチェックしておきましょう。
アイドル
AKB48や乃木坂46といったアイドルのオーディションの場合は、ほかの分野よりも年齢層が若い傾向。
メイクや髪型、服装に関してシンプルなもので参加する人が多い特徴があります。
ただし例外も多く、オーディションで目立つように、体操服や個性的な服装で臨んだりする方も。
特に多人数グループのアイドルオーディションの場合は、自分の個性を売り込む力も審査の重要なポイントです。
募集しているグループのコンセプトに合う服装を選ぶと同時に、その中である程度個性が主張できる服装にすると良いでしょう。
声優
声優の場合は、自分の声をイメージできるような服装を選ぶのがおすすめです。
たとえば、声がかわいらしい場合はかわいい服装やメイク、声がクールな場合は服装やメイクも大人っぽくするのが良いでしょう。
また最近では、モデルや歌手として活躍する声優の方も増えており、見た目も重要視される傾向にあります。
そのため、基本に乗っ取り、スタイルがわかりやすいシンプルな服装を選び、自分自身をしっかりとアピールしましょう。
俳優
俳優のオーディション写真を撮るときの服装は、シンプルなカットソーやTシャツ、テーラードジャケットなどがおすすめです。
カットソーやTシャツは、顔色が良く映る明るめの色を選びましょう。
テーラードジャケットは、黒や濃紺を選ぶと引き締まった印象になります。
ボトムスは、体形がわかるように、すっきりとしたスキニーパンツやデニムを選ぶと良いでしょう。
女優
女優のオーディション写真の場合は、顔がしっかりとアピールできることが大切です。
そのため、顔よりも服が目立ってしまう服装は避けるのがベター。
また、どんな役もこなせる人材が求められる業界なので、キャラクターを作りすぎず、素のままをアピールできる装いを選ぶと良いでしょう。
明るめの無地の服装を着用し、アクセサリーは控えめにするのがおすすめです。
ミュージカルキャスト
ミュージカルキャストの場合は、胸元が開いたボディラインの分かりやすい服装が良いでしょう。
中にはエントリーするジャンルにより服装が異なる場合もあるので注意が必要です。
たとえば、劇団四季のクラシックバレエコースやジャズダンスコースの場合は、レオタードや水着、タイツ姿といった体形がわかる服装の写真が求められます。
指定されている服装がある場合は、募集の注意点などをよく読み、それに従いましょう。
子供の場合
子供のオーディションの場合は、その子のキャラクターに合った自分らしさをアピールできる服装を選びましょう。
基本的には、適度に身体のラインがわかる服装がおすすめです。
丸首やVネックのTシャツやブラウスに、ミニスカートやショートパンツなどを合わせると良いでしょう。
色は淡色や黒、紺などが無難ですが、白のトップスは顔写りが良くなる一方で、白い背景の場合は同化しやすい傾向にあります。
写真を撮るときは、背景との境がはっきりするように気をつけてくださいね。
オーディション写真の服装選びで注意点はある?
似合わない服装や、オーディション写真にふさわしくない服装を選ぶと、自分の可能性や潜在能力をはっきりと審査員にアピールできない可能性があります。
自分らしさをしっかりと表現する機会を得るためには、以下の点に注意しましょう。
汚れやシワがある服はNG
オーディション写真を撮るときは、汚れやシワのある清潔感のない服装はNGです。
白い服を選び、清潔感をアピールしても、シミやシワがあると印象が一気に悪くなります。
不潔な印象を与えるだけでなく、日頃の取り組みに対する姿勢や性格にまで悪いイメージを植えつける可能性があるため、注意しましょう。
白いTシャツを選ぶ場合は新品にするか、最低でもシミや黄ばみのないアイロンをかけたものを選ぶのがおすすめです。
冬でも春夏物の服を選ぶ
オーディション写真を撮るときは、冬でも春夏物のコーディネートが無難でしょう。
トップスは長袖でも良いですが、袖はあまりゆったりしていない方がベター。
生地は薄手のものを選びましょう。
女性の場合、ボトムスはミニスカートもしくはスキニーパンツ、またはハーフパンツがおすすめです。
スカートやハーフパンツを選ぶ場合は、足が細く見える膝上丈にするとスタイルが良く見えます。
生足に自信がない方は、薄手であればストッキングを着用しても構いません。
男性の場合は、シルエットがすっきりしたパンツを選ぶと良いでしょう。
オーディション写真は服装も含めてプロに依頼しよう!
写真撮影はプロにお任せするのがおすすめです。
スタジオに行けば、カメラや背景などの資材が揃っているだけではなく、カメラマンが服装やポージングなどの相談にも乗ってくれます。
また、撮影技術やヘアメイクがしっかりとしていれば、レタッチ(画像修整)する必要もほとんどありません。
特に服装やメイクに自信がない場合は、プロのカメラマンのいるスタジオで撮影すると良いでしょう。
オーディション写真は服装選びがカギ!自分の個性や魅力を引き出して合格を目指そう!
オーディションの最初の審査で重要となる写真を撮るときは、服装をしっかりと選ぶことが大切です。
シンプルで身体のラインがわかりやすいものを選べば、自分をしっかりと見てもらえます。
多くの人が応募するオーディションで、ふるいにかけられないためにも、足元まで気を抜かないことが大事です。
次のステップに進むために、自分の魅力や個性を発揮できる服装を選びましょう。
- オーディション写真を撮るときの服装は、シンプルなものが良い
- 自分のサイズに合っている服装で、身体のラインがわかりやすい服装を選ぶ
- アイドルの場合は個性を引き出せるような服装を選んでも良い
- 業種によりやや選ぶポイントが異なるので、それぞれチェックしよう
- 写真を撮るときは、服装やメイクについてアドバイスをしてくれるプロにお任せするのも良い