社員証の写真は就活用と同じ?撮影で盛るためのコツやどこで撮るべきかも解説
就職先が決まると、会社から社員証に使う写真の提出を求められることがあります。
「就活用と同じで大丈夫?」「撮り直した方がいいのかな?」と、悩む人も多いかもしれません。
この記事では社員証用の写真を盛るコツや、どこで撮るべきかなどについて解説します。
社員証の写真は就活用と同じものを使う?
会社にもよりますが、特に指定がない場合、社員証用の写真は就活で使っていたものでも大丈夫です。
しかし、一度作られた社員証は数年間継続して使われることが多く、長い場合は20年以上同じものを使い続ける企業もあるのだとか。
身分を証明するIDカードとしてはもちろん、入室キーと一体化していたり、勤怠管理システムと結びついていたりすることもあり、思っている以上に使う頻度が高いことも。
首にかけて移動することもあるので、免許証や学生証の写真よりも、はるかに人目に触れる機会が多くなります。
「他の写真に変えたいんですけど…」と伝えても希望が通るかは分かりませんし、なかなか言いにくいですよね。
少しでも「後悔しそう」「堂々と見せられないかも」と思ったら、新しく撮影した方が良いかもしれません。
社員証の写真はスマホで撮影してもいい?
「社員証や職員証の写真はスマホで撮ったものでも大丈夫?」と考えている人もいるかもしれません。
基本的には会社のルールを確認して、背景やサイズ、画像データ情報など、提出条件が合っていれば問題ないでしょう。
しかしスマホでの証明写真撮影には、メリットもあればデメリットもあるので、事前にチェックしておくことが大切です。
メリット
まずは、スマホで社員証用の写真を撮影するメリットを紹介します。
- コストを抑えられる
- 好きなタイミングで撮影できる
- 何回でも撮り直しができる
個人のスマホで撮影すると、ほとんどお金がかかりません。
証明写真アプリを利用すれば、コンビニや自宅プリンターなどで印刷も簡単にできるでしょう。
また自分の好きなタイミングで撮れるので、リラックスして撮影にのぞめます。
時間の制限もなく、納得できるまで撮り直しができるので、お気に入りの1枚を選べることもメリットです。
デメリット
次に、スマホで社員証の顔写真を撮るデメリットです。
- 撮影場所選びに悩む
- 証明写真用の自撮りは難しく、時間がかかる
- 撮影時と印刷時で仕上がりが違うことも
企業によっては背景の色などが指定されているケースもあるので、撮影場所に困るかもしれません。
自然光や室内光などの加減も難しく、思い通りの仕上がりにならないこともあります。
また、社員証用の写真は角度や位置などを気にしなければいけないので、自撮りを撮り慣れている人でも難しく感じることも。
「上手く撮れた!」と思っても、印刷してみると「なんか違うかも…」と写真写りにガッカリしてしまう可能性もあるでしょう。
社員証の写真はどこで撮影するべき?
社員証は身分を証明するだけでなく、その人自身の印象や企業のイメージにも関わります。
基本的に長く使うことになるので、できるだけ盛れている写真を選びたいですよね。
社員証の写真は、どこで撮影するのがおすすめなのでしょうか?
証明写真撮影機
社員証の写真は、ボックスのスピード証明写真機で撮影できます。
料金がリーズナブルでいろんな場所に設置されているので、写真写りよりも、とにかく値段とスピード感を重視している人におすすめです。
ただしプリント写真は印刷されますが、背景の色を指定したり、顔写真データをつけたりすると追加料金がかかります。
対応サイズや撮り直し回数なども決まっているので、撮影前によく確認しておきましょう。
写真館・スタジオ
クオリティを重視するなら、写真館やフォトスタジオでカメラマンに撮影してもらうのが断然おすすめ。
スピード証明写真機よりも料金はかかりますが、仕上がりが圧倒的に違います。
プロの目線で姿勢や表情などのアドバイスがもらえるので、仕事でも好印象な写真が撮影できるでしょう。
スタジオによっては気になる部分のレタッチサービスもあるので、きっと納得できる1枚を選べるはずですよ。
社員証の写真を盛るためのコツは?
社員証用に提出した写真は、会社の名刺やプロフィール写真などにも使われることがあるので、ぜひこだわりたいところ。
「毎回写りが微妙」「少しでもキレイに見せたい!」という人は、撮影時にちょっとしたコツを意識してみてください。
プロに撮ってもらう場合でも、服装や髪型などのポイントをおさえれば、写真写りがもっと良くなるはずですよ!
服装
まずは、男女別に証明写真で盛りやすい服装をチェックしてみましょう。
女性の服装
- 首回りがスッキリした服は小顔に見せやすい
- 明るい色の服を選ぶとハイライト効果が狙える
男性の服装
- 基本的にネクタイ+スーツ
- 白シャツなどの明るい色の服は清潔感UP
服装は、会社の雰囲気に合わせたものがおすすめ。
ただしスーツの着用が必須な場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
特に指定がない場合は、普段仕事で着ているようなオフィスカジュアルを選びましょう。
社員証用の証明写真は、清潔感を意識することも大切です。
撮影する前にもう一度、服にシワがついていないか、ネクタイが曲がっていないかなど、しっかり確認してくださいね。
髪型
次に、男女別におすすめの髪型を紹介します。
女性の髪型
- ハーフアップやまとめ髪で、顔の輪郭を出す髪型がおすすめ
- 前髪は流したり、あげたりすることで明るい印象に
男性の髪型
- オールバックや七三分けなど、おでこが見える髪型がおすすめ
- ワックスなどの整髪剤できちんと整える
社員証写真は顔周りをスッキリ見せると、明るく爽やかな雰囲気になります。
目に前髪がかかっていたり、サイドに髪の毛がかかりすぎたりしていると、顔映りが暗くなってしまうので注意してください。
寝ぐせがついていたり、髪が傷んでパサつきが目立ったりしているのもNG。
清潔感のある髪型に整えて、好感度アップを狙いましょう。
姿勢
社員証の写真を撮るときは、背筋を伸ばして軽くアゴを引きましょう。
角度によって二重アゴになったり、首が太く見えたりするので、確認しながら調整してくださいね。
お腹とおしりを引き締めるようにイメージすることで、さらに姿勢がよく見えます。
おへその下あたりを意識すると、自然に肩の力が抜けて、全体的なかたさが和らぎますよ。
表情
社員証の表情は、運転免許証やパスポートなどの公的証明書、就活用写真のように「歯が見えるような笑顔はNG」といったことはありません。
会社の雰囲気やルールにもよりますが、少し微笑んでいるくらいの写真がおすすめです。
口角をあげつつ、キリッとした目元を意識することで、明るく知的な印象になるでしょう。
メイク
社員証の写真を撮るときは、ナチュラルで上品なメイクがおすすめ。
トレンドを重視したメイクで撮影すると、数年後に見返したときに「なんか古臭い…」と感じてしまいます。
主張が強すぎるカラーも、派手な印象になるので要注意です。
ポイントメイクに重点をおくのではなく、ベースメイクで肌の質感を整えたり、ハイライトやシェーディングで顔の陰影を際立たせたりすることで、美人度がアップするでしょう。
社員証の写真は加工してもいい?
会社のルールに従うことが大前提ですが、基本的に社員証の写真は加工してもOK。
頭のてっぺんから飛び出しているアホ毛やおくれ毛、目の下のクマやニキビなどのレタッチは、写真館でよく行われています。
プロによる修正は自然で違和感がなく、清潔感のある仕上がりが叶うでしょう。
肌のマイナートラブルなど、気になる部分がカバーされることで、自分に自信が持てるようになるはずですよ。
ただし、目や鼻、輪郭などの明らかな加工や、別人級に印象が変わる修正は避けたほうが無難です。
美肌や血色調整など、ナチュラルなレタッチで好印象をゲットしましょう!
社員証の写真は長期間使用されるもの!納得いく1枚を撮影しよう
社員証の写真は、就活用と同じものを使うこともできます。
しかし長期間使うことや、会社のイメージまで左右することを考えると、新しく撮り直すのがベター。
スマホや証明写真機などで手軽に撮る方法もありますが、クオリティにこだわるならフォトスタジオで撮影してもらうのがおすすめです。
プロによるレタッチは、ナチュラルな美しさを引き出してくれますよ。
納得の1枚を選んで、堂々と人に見せられる社員証を手に入れてくださいね!
- 社員証は長期間使用するので、新しく写真を撮り直すのがおすすめ
- スマホでの撮影は手軽だが自撮りだと難しく、仕上がりがイマイチなことも
- クオリティを重視するなら、写真館やスタジオでプロに撮影してもらおう
- 撮影時に盛れるコツを意識すると、仕上がりがもっと良くなる
- プロのテクニックとレタッチで、ナチュラルに盛った社員証をゲットしよう