オーディション写真の上手な撮り方は?受かるために必要なコツとNGな撮り方も紹介
オーディション写真の撮り方で書類審査の合否が決まる?
書類に貼る写真は、審査員が一番初めに目にするもので、そのオーディションにおいて必要な人材かどうかを見極める際に重要な役割を果たします。
オーディションで求められる写真は、主に全体像を把握できる全身写真と顔立ちをチェックできるバストアップ写真です。
まずはそれぞれの写真で、審査員が注目しているポイントを理解しておきましょう。
全身写真は全体のバランスをチェック
全身写真は、頭からつま先までを撮影した写真のこと。
全身写真では、そのオーディションに最適なプロポーションかどうか、全身のバランスや手足の長さなどを審査します。
そのため、体型が分かりやすい服装で撮影するのがベター。
応募する際には、手足の状態や頭身数、腰の位置などを判断しやすい写真を選びましょう。
バストアップでは顔立ちや雰囲気を見ている
バストアップは、顔の表情や雰囲気が伝わるよう、胸から上を撮った写真のことです。
バストアップ写真では表情と目力が重要なポイントになります。
自然な表情に目力も伴っていると審査員の目に留まりやすいため、撮影時は黒目に力を入れるイメージで臨むと良いでしょう。
オーディション写真の撮り方を4つのポイントから解説!
オーディション写真の撮り方には、主に自宅などで撮影する方法とスタジオで撮ってもらう2つの方法があります。
自分で撮るメリットは気軽に撮れるところ。
一方、スタジオ撮影では、専用の撮影環境が整っているため光の当て方など、綺麗に写るよう個人に合わせた調整をしてくれます。
ただし、いずれの場合でも、合格に近づくためには撮影のポイントを押さえておくことが大切です。 それでは、撮影時の要点をチェックしていきましょう。
撮影は明るい場所でする
スタジオで撮影してもらう場合は、光の調整をしてもらえるため、写真が暗くなったり、反対に明るすぎたりということはありません。
しかし、プロに頼らない場合は、明るい場所を選ぶことが重要です。
できるだけ天気の良い日中を選び、自然光が当たりやすい屋外で撮影するようにしましょう。
また、背景は白い壁の前や物が置かれていない場所などすっきりとしているほうが、自分自身を引き立たせることができます。
室内で撮影する場合は、家電や家具などが写り込まないよう注意しましょう。
スッキリした服装で撮る
オーディション写真を撮るときの服装は、スタイルがわかりやすくなるよう適度なフィット感のあるものを着用しましょう。
女性の場合、ワンピースをチョイスしても良いですが、スタイルが分かるように膝が出る丈を選ぶと良いでしょう。
男性の場合は、できるだけ無地のシャツやTシャツがおすすめです。
着古した衣服は、オーディションに対するやる気を疑われてしまうため、新しいものを着用しましょう。
さらに、写真では足元も目立ちやすいことに留意しておきましょう。
特定の役やテーマがあるオーディションに応募する場合は、その趣旨に合う服装を選ぶと審査員がイメージしやすくなります。
ナチュラルメイクで整える
採用担当者が注目しているのは、オーディション写真から読み取れる本人の素の魅力です。
そのため、メイクは派手にしすぎず、パウダーで整えたりナチュラルなアイメイクを施したりする程度にして、素の自分が分かるようにしましょう。
カラコンやつけまつげなども避けるのがベター。
丁寧なスキンケアにより素肌に磨きをかけておくことも大切です。
なお、10代の場合はノーメイクが基本になります。
男性の場合は、肌をきれいに見せるためにヒゲなどのムダ毛処理を行うのがおすすめです。
ヘアメイクに関しては、全身写真とバストアップ写真とでポイントが異なります。
全身写真では、髪の長さを伝えるため、まとめる必要はありません。 バストアップ写真の場合は、顔の輪郭が隠れないように後ろでまとめておきましょう。
ポーズや表情は男女とも自然体を意識する
ポーズや表情は、凝りすぎる必要はなく、自然体を意識することが大切です。
顔はできるだけ正面を向き、手足の長さがしっかり分かるようなポーズにしましょう。
背筋を伸ばしたり、腹筋に力を入れたりして、身体のラインを意識することもポイントです。
また、後ろ足に重心を置き、前足はやや前に出すとバランス良く見えます。
表情は、明るい印象を与えるために自然な笑顔で撮影するのが理想です。
しかし、笑顔が苦手な方は、無理に作る必要はありません。 口角を少し上げることを意識して撮影に臨みましょう。
オーディション写真のNGな撮り方!
続いて、オーディション写真を撮る際に、これだけは避けた方が良いという撮り方を解説します。
NGな写真では、どんなに魅力がある方でも書類選考で落とされてしまうことになりかねません。
オーディションに合格するためには、以下のポイントに注意して撮影しましょう。
スマホを持って自撮りしている
なかには、自撮りを可としているオーディションもあるのです。
特に最近のスマートフォンやデジタルカメラは、画質が良くなっているため、オーディション写真の撮影時にも使用できます。
ただし、自分でスマホを手に持って写すのはNG。
撮れる構図に限界があるうえ、安っぽい写真に仕上がってしまいかねません。
友人や家族などに依頼し撮影してもらいましょう。
お願いできる人がいないときは、セルフタイマーを活用します。
その場合は、カメラやスマホを固定するための三脚を用意しましょう。
写真を加工している
最近ではアプリなどを使用して、写真の加工が簡単にできます。
しかし、自分を良く見せたいからといって写真を加工すると、審査員が判断しにくくなってしまいます。
そもそも、オーディションでは「画像の加工NG」としているところがほとんど。
その場合は、審査対象から外されてしまうでしょう。
規定ではNGとしていない場合でも、面接時に本人の顔とオーディション写真が大きく異なっていると、審査員に与える印象が悪くなってしまいます。
画質が悪い
自分の魅力をしっかりとアピールするためには、写真の画質も重要なポイントです。
特に顔が判断できないほど画質が悪い写真は、オーディションの判断材料として一切通用しません。
さらに、オーディションに対する意欲が低いと判断されてしまい選考対象から外されてしまいます。
撮影した写真を確認し、必要であれば差し替えましょう。
ただし、インターネット上でエントリーする場合は、画質が高すぎると容量が大きくなり、アップロードできない可能性があります。
そのため、目安としては10MBまでの容量に収めると安心でしょう。
オーディション写真は自宅で撮らずにスタジオで撮影してもらおう!
採用担当者の目に留まるオーディション写真を撮るためには、自宅などで撮影するよりもスタジオで撮ることがおすすめです。
メイクやポーズに不安がある場合でも、プロのカメラマンがアドバイスや指示を出してくれるため、オーディションが初めての方でも不安を解消できるでしょう。
またスタジオを選ぶときは、オーディションプランなどがあり、実績の有無を確認しておくことがおすすめです。
オーディション写真は撮り方にコツがある!ポイントを押さえて合格につなげよう!
オーディション写真は、合否を左右する大切な項目の1つです。
受かりたい一心で自分を良く見せようとメイクや加工をしすぎてしまうと、返って自分の魅力を伝えられないことがあります。
オーディション写真で素の自分をアピールするためには、メイクや服装は控えめに、自撮りする場合は家族に協力してもらうなど撮り方のポイントを押さえておきましょう。
絶対に受かりたいオーディションを受けるのであれば、少しでも受かる確率を上げるためプロのカメラマンに依頼するのもおすすめです。
- オーディション写真は、基本的に全身写真とバストアップの2種類がセット
- オーディション写真を撮る場合、自宅などで実施する・スタジオで行うといった方法がある
- オーディション写真は、できるだけ明るくシンプルな背景の場所で自分の魅力をアピールできるように撮影する
- 自撮りする場合でも、自分でスマホを持って撮影するのではなく、家族や友人に依頼する
- 少しでも受かる確率を上げるためには、プロのカメラマンに依頼するのもおすすめ