証明写真でニキビが写るのはOK?隠す方法・加工する際の注意点を紹介
履歴書やパスポートなどに使う証明写真を撮る時、身体のコンディションが整っておらず、肌荒れをしてしまった経験はありませんか?
時には、顔の目立つところにニキビができてしまうこともあるでしょう。
そんな時、証明写真でニキビが写るのは問題ないのか気になりますよね。
この記事では、証明写真におけるニキビ事情を主体に、ニキビを隠す方法・加工する際の注意点などを紹介します。
証明写真でニキビが写ると印象が悪い?加工はOK?
まずは、証明写真におけるニキビの印象についてご紹介します。
「証明写真でニキビが写るのは大丈夫なのか?」「ニキビが写ってしまった時、加工しても良いのか?」など、さまざまな疑問があるでしょう。
証明写真のニキビについて悩む人は要チェックです。
撮影前にニキビを治すのがベスト
証明写真に「ニキビが写るのはいけない」といった決まりはありません。
しかし、目立ったニキビが証明写真に写ってしまうと、見る人によってはマイナスな印象を持つ可能性も否定できないでしょう。
たとえば、ニキビができていることによって「生活習慣が乱れているのでは?」と推測する人もいるかもしれません。
証明写真の撮影前にニキビができた場合は、撮影までにニキビを治せるのがベストです。
撮影日を先に延ばし、その間に治療するのもひとつの手でしょう。
加工が過度でなければ問題ない
しかし、書類提出や面接の関係で、どうしても撮影スケジュールが変更できない人もいるでしょう。
そんな時には、証明写真を加工してニキビを消すことがおすすめです。
証明写真の加工は、過度なものでなければ問題ありません。
デジタル加工を施せば、完成イメージを確認しながらニキビを簡単に消せます。
証明写真でニキビを隠す方法を4つ紹介!
ここからは、ニキビができた時の隠す方法について見ていきましょう。
ニキビの根本的解決から撮影当日でもできる手段まで、4つの対策方法を紹介します。
自分に合った方法を見つけて、ぜひ参考にしてください。
皮膚科を受診して治療する
証明写真を撮るまでに時間がある人は、皮膚科を受診して早急に治療しましょう。
敏感肌の人は、ドラッグストアなどで売っている市販品で治そうとせず、皮膚科の専門医に診てもらうのがおすすめです。
肌荒れを改善するためには、睡眠時間の確保や食事のバランスを整えるなど、健康的な生活を送るよう意識してください。
また、過度なストレスがかかると肌に悪い影響がありますので、なるべくリラックスして過ごすように心がけましょう。
コンシーラーなどのメイクでカバーする
次に、メイク用品を活用してニキビを隠す方法です。
ニキビ跡などを隠すためのコンシーラーやファンデーションなどでカバーしてみましょう。
コンシーラーやファンデーションの色は、自分の肌になじむものを選択してください。
上手に隠すコツは、ニキビよりも一回り大きめにメイクを施すことです。
隠したい部分をしっかりカバーし、肌の色と差が出ていないか確認しましょう。
最後にフェイスパウダーを重ねづけすると、より自然な仕上がりになります。
スピード写真で美肌補正モードを使う
証明写真機の性能を使ってみるのもひとつの手です。
スピード写真機のなかには「美肌補正モード」など、自動的に肌をきれいに加工してくれる機械もあります。
肌が明るいトーンで写り、健康的な印象の仕上がりが期待できるでしょう。
しかし、スピード写真の加工だけではニキビを完全に隠すことは難しいため、メイクによるカバーと併用した方がより効果的です。
写真館でレタッチしてもらう
最も確実な方法でニキビを隠したいと思う人には、写真館でレタッチしてもらう方法がおすすめです。
レタッチとは、専門ツールを使って撮影した写真を加工・修整する技術を指します。
肌の色味を変更したり、指定したニキビなどの肌荒れを消したりすることが可能です。
撮影後の写真画像を確認しながら修正箇所を指定でき、確実にきれいな仕上がりとなる方法といえます。
証明写真でニキビを加工して隠す時の注意点!
ここで、証明写真でニキビを加工して隠す時の注意点を説明します。
使い方を間違えると、きれいに撮ろうと手を加えた証明写真によって、逆に印象が悪くなり評価が下がるかもしれません。
レタッチを考えている人は、ぜひチェックしてください。
加工し過ぎて実際の顔と明らかに異なるのはNG
一番に注意したいのは、加工のやりすぎです。
写真加工の許容範囲は見る人によってさまざまですが、実際の顔と明らかに異なる加工はNG。
目立ったニキビを消したり、肌の色を調整したりする程度がちょうど良いでしょう。
加工後の写真が「明らかに別人」「誰だか分からない」といった印象にならないよう、ナチュラルな仕上がりを意識してください。
就活ではマイナス評価につながる場合もある
証明写真を多く使用するシーンとしては、就活の履歴書が挙げられるでしょう。
そんな時は、特に証明写真の加工に気をつけなければなりません。
履歴書の証明写真と面接で会った時の印象が大きく異なると、加工がバレてしまいます。
証明写真への加工に対して悪い印象を持つ人も少なくないため、やりすぎにはくれぐれも注意してください。
証明写真でニキビ以外に補正できるお悩みポイントは?
最後に、証明写真でニキビ以外に補正できるお悩みポイントを紹介しましょう。
先述した通り、加工し過ぎるのは良くありませんが、上手に活用することで見る人に好印象を与えられます。
どんなお悩みポイントに写真のレタッチサービスが施せるのか、チェックしてみてください。
顔色の明るさ
証明写真の仕上がりを見た時に、最も気になるのは顔の血色、肌荒れなど顔色の明るさです。
男性女性問わず「顔色をトーンアップしたい」「顔の赤みを消したい」と思う人は多いでしょう。
印象を良くするために顔色の明るさを変えるだけでなく、日焼けで黒くなった肌などを調整することもできます。
また、首と顔の明るさが異なる時に、色をなじませる加工も可能です。
シミ・しわ・目の下のクマ
証明写真の撮影時、顔に関するさまざまな悩みをメイクで解決する人は多いと思います。
しかし、どうしてもカバーしきれない箇所は加工での修正がおすすめです。
プロが施すレタッチであれば、顔のシミ・しわ・目の下のクマなどもきれいに消すことができます。
写真画像を確認できるため、完成イメージが分かり安心です。
おくれ毛
証明写真の仕上がりを確認した時、顔まわりで気になるのがおくれ毛です。
寝癖に見えたり、前髪から飛び出した毛が気になったりすることもあるでしょう。
そんな時には、加工によっておくれ毛を消すことが可能です。
スッキリとまとまった髪によって、就活生らしいスタイルがつくれるでしょう。
髪色・服装
プロによる写真のレタッチ技術があれば、髪色・服装も調整できます。
金髪や明るめの髪色を黒髪に変えたり、ハイライト部分を地毛に合わせたりも可能です。
また、着用したシャツに目立ったしわがある場合、しわを消す補正などもあります。
撮影前に身なりを整えるのも大切ですが、急ぎの撮影には重宝する補正技術でしょう。
小顔・部分的なパーツ
小顔に見せたり、顔の輪郭を補正したりする加工もあります。
また、気になる二重あごのたるみをスッキリ見せたり、肩や腕まわりの体形を補正したりすることも可能です。
男性の場合、ぽつぽつと気になるヒゲのそり残しなどを消せます。
しかし、このような部分的な補正を行う場合には、くれぐれも加工のし過ぎや別人のような写真にならないように注意しましょう。
証明写真の撮影前にはニキビケアを!補正・加工するならプロに任せるのが安心!
証明写真におけるニキビ事情についてお伝えしました。
撮影までに時間がある場合には、しっかりとニキビケアを行い、規則正しい生活を意識して根本的な解決を目指してみましょう。
万が一「撮影まで時間がない」「当日にニキビができてしまった」という人は、補正・加工を試してみてください。
補正技術を上手に使えば、満足度の高い証明写真の仕上がりが期待できるでしょう。
撮影時の表情づくりはもちろん、加工についてもプロに任せるのが安心です。
証明写真でお困りのことがあれば、ぜひ写真館へ足を運んでみましょう。
- 証明写真には目立ったニキビは写らない方が好ましく、治療などでなるべく改善するのが望ましい
- ニキビを隠すためには、皮膚科で治療する、メイクでカバーする、写真の補正・レタッチを施すなどの方法がある
- 証明写真の過度な加工は、就活などで評価が下がる可能性もあるため注意が必要
- 写真のレタッチでは、シミ・しわ・目の下のクマ、おくれ毛を消したり、髪色・服装・顔などの部分的なパーツを調整したりすることもできる