証明写真の有効期限とは?古いとバレるのか・使いまわしOKなのか解説
証明写真は、一度撮影すると数枚できあがることがほとんどです。
そんな証明写真を一気に使う機会はなかなかないでしょう。
そこで気になるのが、余った証明写真はいつまでなら使ってよいかということ。
今回は、履歴書の証明写真には有効期限があるのか、古いとバレる可能性があるのかを解説していきます。
また、一度使った証明写真を使い回すことはOKなのか、もしバレたときのリスクなども紹介しているので、証明写真を使う予定がある方はぜひ参考にしてください。
証明写真の有効期限とは?
「証明写真に有効期限があるの?」と驚く方もいるかもしれません。
実は証明写真には明確な期限の規定はありませんが、一般的なルールはあります。
そこでまずは、証明写真のなかでも履歴書で使う場合の有効期限や、写真選びのポイントを紹介していきしょう。
履歴書で使う証明写真の有効期限は基本的に3ヶ月
証明写真は、本人確認をする役割と、見る側に本人の雰囲気や印象を伝える役割があります。
そのため、現在の印象と大きく違う写真だと証明写真にはふさわしくありません。
就活や転職、アルバイトなどの履歴書で使う証明写真には、厳密な期限はありませんが、基本的には3ヶ月以内、長くても6ヶ月以内に撮影したものを使用するのが一般的なルールです。
ちなみに、免許証やパスポート、マイナンバーカードの申請の際に使用する証明写真には、6ヶ月以内に撮影したものという規定があります。
見た目に変化がないかがポイント
履歴書に使う証明写真は、撮影したときと現在で見た目に変化がないかがポイントとなります。
たとえば、3ヶ月以内に撮影したものでも、写真と今の自分では髪の色や長さなどが違い、見た目に大きな変化がある場合は証明写真を撮影し直した方が無難でしょう。
反対に、1年前に撮影した証明写真でも、見た目が変わっていないようなら使用しても問題ありません。
しかし、自分では変わっていないと思っていても、他人から見ると輪郭や顔の印象が変化していることもあります。
面接官や採用担当者に実物とのギャップを感じさせないよう、客観視して写真選びをしましょう。
証明写真の有効期限切れはバレる?
証明写真の有効期限は、基本的に3ヶ月、長くても6ヶ月と前述しました。
しかし、証明写真を使う機会はそれほど多くないため、一度撮影したら何枚か余ってしまうこともあるでしょう。
余った証明写真を捨てるのはもったいない、とはいえ新たに撮りに行くのも面倒くさいと思う方もいるのではないでしょうか。
そこで考えてしまうのが、有効期限切れの証明写真を使ってもいいのかどうかということ。
しかし、有効期限切れの証明写真を使用して、企業側にバレてしまう可能性も無視できません。
そこで、有効期限切れの証明写真は見た人にバレるのかどうかを解説していきます。
証明写真を見ていつ撮ったかわかる?
証明写真には日付が記載されているわけではないので、自分で記入しない限り提出した企業側にはいつ撮ったものなのかはわかりません。
また、面接の際にいつ撮った証明写真なのかを、わざわざ確認されることもないでしょう。
証明写真の保存状態がよければ、それ自体が古い写真かどうかは判断しにくいというのも事実です。
ただし写真というのは、短期間の保管でも色あせてしまう場合があることを頭にいれてれおいてください。
印象が変わっている可能性もある
いつ撮ったかわからなくても、写っている本人と現在の姿が変わっていると古い写真だと判断されることがあります。
髪型やメイク、体形などが変わり、証明写真と実物の印象が変わってしまっている場合、6ヶ月以上前に撮った証明写真だとバレてしまう可能性は高くなるでしょう。
客観的に見ることが大切
自分の顔は、毎日鏡で見ているからこそ変化に気付きにくいもの。
6ヶ月以上前の証明写真を見て、自分では変わっていないと判断しても、他人から見ると微妙に変化しており印象が違うこともあるでしょう。
また、多くの面接を行ってきた採用担当者は、写真と実物の少しの違いを見抜くこともあります。
証明写真を使用する際は、自分の感覚だけではなく客観的に見ることが大切なのです。
履歴書に有効期限切れの証明写真を使ってバレたときのリスクは?
履歴書に有効期限切れの証明写真を使った際、企業側にバレてしまう可能性があります。
もしバレてしまえば、準備不足が見透かされ、ときには自社への志望度は低いと思われることも。
軽い気持ちで古い証明写真を使うと、バレてしまったときに不誠実な印象を与えてしまうので就活においてかなりリスクが高いでしょう。
大切な就職の選考に影響してしまう可能性があるので、履歴書を提出する企業に採用されたいという気持ちがあるのなら、有効期限切れの証明写真を使うことは避けるべきです。
証明写真は使い回しもNG!バレる可能性が高いって本当?
証明写真は、有効期限切れのものを使うだけではな使い回しも避けなければいけません。
使い回しとは、一度使った証明写真をまた別の書類に貼り付けて提出することです。
証明写真を使い回してもいいのか、使い回すとどうなってしまうのか、みていきましょう。
証明写真がもったいなくても使い回さない
就活や転職などで不採用だった場合、企業によっては履歴書が本人に返却されることがあります。
そんなとき、履歴書に貼った証明写真を捨てるのはもったいないからという理由で、違う履歴書に使い回す方がいるかもしれません。
さらに証明写真を使い回したいとの理由から、不採用となった会社へ履歴書の返却を願い出る方がいるかもしれませんが、そのような行為は非常識にあたるので絶対にやめましょう。
使い回しを利用した場合も、選考中にバレたときのリスクは高いので使い回さず新しい写真を撮り直すことが最善です。
手間や費用がかかるのを負担に思うかもれませんが、そこは「不採用となった履歴書の証明写真は、縁起のよいものではない」と割り切ることをおすすめします。
証明写真の使い回しはバレやすい
証明写真の使い回しは、バレやすいのが事実。
元々貼っていた履歴書から証明写真を剥がす際に、どうしても表面に不自然なシワができたり、角に折れ曲がった跡ができたり、裏面に剥がした紙片が残ったりしてしまうからです。
余程綺麗に剥がれた場合でなければ、ほとんどの場合採用担当者に簡単にバレてしまうでしょう。
使い回しは面接官からの印象が悪くなる
証明写真の使い回しがバレたときも、面接官からの印象はかなり悪くなってしまいます。
企業側からすると「大切な書類を雑に仕上げるようなマナーのない人」「仕事に関して安易な考えの人」「他社で不採用になった人」など不誠実な印象をもってしまうでしょう。
また「うちの会社はこの人にとって優先度が低いんだな」と思われて、履歴書を見た時点で不採用にされることがあるかもしれません。
証明写真を使い回したことによって、他の部分がどんなに素晴らしくても、採用側から見た第一印象が台無しになってしまう可能性があるのです。
証明写真の有効期限切れはバレる可能性あり!古い写真は撮り直そう!
履歴書に使用する証明写真には厳格な有効期限はありませんが、基本的には3ヶ月、長くても6ヶ月以内とされています。
証明写真に撮った日付が記載されていないからといっても、6ヶ月以上前に撮影したものは使用せず、使い回しもやめましょう。
どちらの場合も、見る人にバレる可能性があり、採用結果に大きく影響してしまうことがあるからです。
新しい写真を用意する手間を省いただけで、自分の印象が悪くなってしまうのはリスクが高すぎます。
印象を左右する証明写真は、客観視して実物と相違ないかが大切です。
古い証明写真や一度使った証明写真しかない場合、有効期限内でも撮影時と大きく印象が変わっている場合は、新しく撮り直してくださいね。
- 履歴書に貼る証明写真の有効期限は基本的に3ヶ月
- 証明写真の使い回しもNG
- 古いものや使い回しの証明写真はバレる可能性がある
- 現在の自分と印象が変わらない証明写真を使うことが大切