証明写真の加工はバレる?どこまでレタッチOKかや撮影でかわいく盛る方法を紹介
「証明写真の加工ってバレる?」「どこまでレタッチしていいの?」と悩む人も多いでしょう。
特に就活写真や長期間使う身分証明書には、できるだけ盛れている写真を使いたいですよね。
この記事では証明写真の加工で気を付けたいポイントや、かわいく盛る方法を徹底紹介します。
【種類別】証明写真の加工はバレる?
「提出する証明写真を加工したい!」「レタッチしてキレイにみせたい」と思っている女性は多いはず。
しかし写真加工がバレてトラブルになったり、自分にとって不利になったりしては本末転倒です。
まずは、証明写真の修正がバレるかどうかを種類別に紹介します。
パスポート
世界共通の身分証明書であるパスポートには細かい規定がありますが、顔認証に問題がない程度であれば加工できます。
たとえば肌荒れを隠したり、地毛に近い髪色に修正したりするのは基本的にOK。
小顔にしたり、目などのパーツの大きさを変えたりなど、あからさまな加工はバレるのでやめましょう。
もし本人ではないと疑われてしまうと、出入国時にトラブルになるかもしれません。
自分だけでなく同行者にも迷惑をかけてしまうので、必ず規定に従うようにしてください。
※申請窓口で担当者に問い合わせることをおすすめします
運転免許証
運転免許証用の証明写真は、免許センターで撮影するイメージがありますが、事前に撮影した写真を持ち込むこともできます。
持ち込む場合は、ナチュラルな加工であれば認められることも。
ただし公式には加工NGとされているので、あからさまな修正は控えましょう。
都道府県によって背景色なども決められているため、事前によく確認して規定に従ってくださいね。
※各都道府県の規定を確認してください
マイナンバー
マイナンバーカードの証明写真は、スマホで撮影した顔写真でも申請可能。
「これなら簡単に加工できるかも!」「バレなさそう!」と思われるかもしれません。
しかし役所で受け取るときに、本人確認としてコンピュータによる顔認証や窓口担当者の目視でしっかり確認されます。
もし却下されてしまうと再申請することになるため、発行までに時間がかかってしまうでしょう。
マイナンバーカード写真を撮り直す手間もかかるので、規定に従って撮影するのがおすすめです。
※申請窓口で担当者に問い合わせることをおすすめします。
就活・履歴書
第一印象が重要な就活・履歴書用の証明写真。
あからさまな加工はバレる可能性が高く、特に写真関係の業界にエントリーする場合は、書類選考のときにひと目で見抜かれることも。
別人級に修正していると、面接時に企業の採用担当者を困惑させてしまったり、マイナスな印象を与えたりすることもあるので注意しましょう。
ただし肌や髪の毛などのナチュラルな加工は、好印象を与えます。
エントリーしている会社の規定に従って、実物とのギャップが出ないように仕上げるのがおすすめです。
証明写真の加工はどこまでOK?
証明写真は、実物と見比べても違和感がないレベルの加工であれば、問題にならないことがほとんど。
むしろ就職活動などでは好印象を与えるので、適度なレタッチを加えるのはおすすめです。
ここでは、証明写真の加工が許される範囲について詳しく解説します。
肌のトーンを整える
証明写真で、顔のトーンを整える加工はOKです。
不自然にならない程度に色調をコントロールしたり、血色を良くしたりすることで、明るい印象に仕上がるでしょう。
同じ写真でも、トーンアップすることで表情もパッと明るく華やかに見えますよ。
肌のくすみや赤みなどの色ムラを整えて、好感度抜群の美肌証明写真を目指しましょう。
顔の左右差を整える
顔の左右差を整える加工も、やりすぎなければ問題ありません。
目、耳、口角などのパーツの位置や高さ、眉の太さなどの左右差を調整すると、顔のバランスが良くなり、美人度がアップします。
しかし、人間の顔は左右非対称であることが普通です。
加工しすぎると不自然な印象になってしまうので、あくまで少し合わせるくらいの調整にとどめましょう。
前髪や後れ毛の修正
前髪や後れ毛など、髪の毛に修正を加えるのもOK。
証明写真を撮影する前に髪型をしっかり整えていても、どうしても前髪が落ちてきたり、後れ毛やアホ毛が出てきたりすることがあります。
写真に写ると目立ってしまうことがあるので、だらしない印象を与えないためにも加工するのがおすすめです。
髪型の加工は、顔の印象を大きく変えるわけではないので、履歴書写真に使ってもネガティブなイメージをもたれる可能性はほとんどないでしょう。
肌トラブルを修正
肌トラブルの修正は、写真館やスタジオだけでなく、スピード証明写真機の美肌加工でも行われるほど一般的です。
気になるニキビを消したり、クマを隠したりするのは、ほぼ問題になることはありません。
ナチュラルにキレイな写りになるので、履歴書などの書類も自信をもって提出できるはず。
「健康的」「清潔感がある」といった好印象にもつながるので、メイクでカバーできない部分は加工に頼ってみましょう。
証明写真の加工で気をつけることは?
「証明写真はキレイにみえる方が自分も嬉しいし、こっちの方が好印象だよね?」と思っても、加工をやりすぎるのはNG!
適度なレタッチは好感を与えますが、修正しすぎると相手にバレたり、本人と認められなかったりする可能性があります。
具体的には、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?
顔のパーツの加工・修正
目を大きくしたり、鼻をシュっと高くしたりする加工は、実物との印象が大きく変わってしまいます。
普段から加工アプリなどを使っていると、証明写真の写りが物足りなく感じてしまうかもしれません。
しかし顔のパーツを加工するとバレやすいだけでなく、本人かどうかを疑われることもあるので注意してくださいね。
フィルターの使用
画像にフィルターをかけると写真が明るくなったり、雰囲気が出たりしますが、証明写真の加工としてはふさわしくありません。
もちろん、自撮りに特化したアプリやエフェクトの使用もNG。
血色だけを良くしたり、背景を消したりするシンプルな加工は認められることもありますが、見た目が大きく変わるようなフィルターは使わないようにしましょう。
小顔修正
証明写真では、過度な小顔修正をしないようにしましょう。
顔全体のサイズを小さくしたり、アゴを細くしてスッキリさせたり、骨格を変えるような加工は、実物と見比べるとすぐにバレてしまいます。
就活では面接官から違和感をもたれて、不利になってしまうケースも。
証明写真を加工するときは、輪郭などの骨格部分には手を加えないようにするのがベターです。
証明写真の加工・撮影はスマホアプリを使っていい?
結論から言うと、身分証明書の規定や会社のルールを守っていれば、スマホアプリで証明写真の加工・撮影をしてもOKです。
最近ではマイナンバーカードやWeb履歴書など、データ化された証明写真が必要な機会も増えています。
スマホアプリを使えば、好きなタイミングで手軽に自宅でも撮れるので、写真が苦手な人もリラックスして撮影にのぞめるでしょう。
移動時間もなく、あまりお金もかからないため、できるだけコストをおさえたい人にも便利に感じられるはず。
ただし撮影環境が整っていないと、チープな印象に仕上がることも。
何度も撮り直しができる反面、こだわりすぎて逆に時間がかかり、結局中途半端な写真になってしまう可能性もあります。
仕上がりのクオリティにこだわるなら、撮影環境が整った写真館やスタジオで、プロのカメラマンに撮ってもらうのが一番です。
証明写真の加工なしでかわいく盛る方法は?
「急いで証明写真を準備しないといけない」「加工する時間がない!」という場合は、修正なしで盛れる写り方を試してみましょう。
ちょっとしたポイントを意識するだけで、写真写りがグッと良くなるはずですよ。
それでは最後に、証明写真を加工なしでかわいく盛る方法について紹介します。
ナチュラルメイクをする
証明写真を撮るときは、ナチュラルメイクがおすすめ。
ただし撮影時のフラッシュで顔が明るくなるので、ナチュラルすぎると色が飛んでスッピンのように写ってしまうことも。
ベースメイクはいつもより顔の凹凸を意識して、ハイライトやシェーディングで立体感を出すと、のっぺりとした印象が和らぎます。
チークやリップも、いつもより少し濃い目のナチュラルカラーを取り入れることで、明るく健康的な印象になるでしょう。
「ウィ」の口で自然な笑顔
証明写真を加工なしでかわいく盛るには、表情も大切です。
撮影前に「ウィ」と言うときの口の形にして、その状態のまま唇を閉じます。
そうすると口角がキュッと上がり、自然に優しい微笑みをうかべたような表情になりますよ。
「笑顔を作るのが苦手」「いつも引きつった顔になってしまう」という人は、ぜひ試してみてくださいね!
目に力を入れすぎない
目に力を入れすぎないことも、証明写真を撮るときに意識したいポイント。
「できるだけ目を大きく見せたい!」と、目に力を入れて開きすぎると、表情が固くなってしまいます。
撮影する直前に目をギュッと閉じて、パッと開くと、目の周りの緊張がとけて、表情も柔らかくなるのでおすすめです。
目の大きさだけにこだわらず、キラキラと輝くような瞳を意識してみると、好印象な証明写真に近づくかもしれませんよ。
顔のマッサージをする
証明写真を撮影する前に、顔のマッサージをするのもおすすめです。
マッサージをすることでむくみが取れて小顔な印象に近づくほか、血色が良くなったり、筋肉のコリがほぐれて表情が柔らかくなったり、さまざまな効果が期待できます。
自分でできる簡単なマッサージもあるので、メイクをする前に取り入れてみてはいかがでしょうか?
証明写真の加工は分かる人にはバレるが自然なレタッチは好印象!
証明写真の加工は、分かる人が見れば「レタッチしている」とバレるもの。
目を大きくしたり、小顔にしたりする別人級の修正はNGですが、顔の左右差を少し整えたり、後れ毛や肌トラブルを修正したりする自然なレタッチは、好印象につながります。
スマホアプリなどでは思ったような仕上がりにならないこともあるので、クオリティにこだわるなら、スタジオでプロのカメラマンに撮影してもらうのがおすすめですよ!
- 証明写真の加工は分かる人にはバレるが、自然なレタッチならOKなことが多い
- 肌のトーンを整える、後れ毛を修正する程度なら、清潔感がアップして好感度抜群
- 証明写真の使用用途によって規定が異なるので、撮影前に必ず確認しよう
- 小顔加工やパーツの修正をやりすぎると本人確認で疑われたり、悪い印象を与えたりする可能性アリ
- スマホやスピード写真機などで盛る方法もあるが、仕上がりにこだわるならスタジオ撮影がおすすめ