アイドルオーディション用写真の撮り方!服装やメイクのNGもご紹介
アイドルオーディションの一次関門とも言えるのが、書類審査。
審査員に「実際に会ってみたい!」と思わせるためにも、写真は重要なポイントです。
そこでこの記事では、アイドルオーディション用の写真の撮り方について、基礎からコツまで徹底的に解説します。
アイドルオーディション写真撮影の基本
一般的に、アイドルオーディション用の書類には顔やスタイルがわかる写真が必要です。
どのような写真を用意すべきなのか、まずはアイドルオーディション写真撮影の基本についてしっかり押さえましょう。
アイドルオーディションで必要となる写真の種類は?
アイドルオーディションで必要になるのは、主にバストアップ写真と全身写真の2種類です。
「バストアップ写真」とは、胸元あたりから顔・頭にかけてはっきりと写った写真のこと。
応募者の顔立ちや表情を審査するために使用されます。
もう一方の「全身写真」は頭のてっぺんからつま先までを写した写真のことで、応募者のスタイルや雰囲気を審査するために使用されることが多いです。
自撮り・スタジオ撮りはどちらが好ましい?
オーディション写真の撮影方法に関しては、指定がない限り自撮り・スタジオ撮りのどちらでも問題はありません。
ただ、自撮りの場合はスタジオ撮影に比べると写真のクオリティが劣る可能性があるため、可能であればスタジオで撮影した方が良いでしょう。
自撮りをするなら自分1人で撮影するのではなく、家族や友人などに依頼し客観的な視点を入れながら撮影するのがおすすめです。
写真の加工はしてもいいの?
オーディション用写真の加工は、基本的にNGです。
芸能事務所の人たちは目が肥えているため、素人による写真の加工はすぐに見破られる可能性が高いです。
加工がバレるだけならまだしも、素の良さが伝わらず落とされてしまうかもしれません。
仮に加工がバレずに通過したとしても、面接で「写真と違う」と思われたら落とされてしまうでしょう。
加工や補正をせずとも魅力が伝わる写真を、撮影・選定するように心がけてください。
オーディション写真はどのくらい重要な審査基準?
アイドルオーディションの一次審査は、ほぼ写真で決まると言っても過言ではありません。
なぜなら、審査員は写真を見て魅力的だと思った場合に、志望動機や特技などの詳細を確認するからです。
オーディションには何百人という応募者が集まるので、審査員もすべての内容をしっかり見ることは難しいもの。
つまり写真で魅力を伝えられなければ、細かい内容を見てもらえない可能性があるということ。
しっかりと審査してもらうためにも、自分の良さがしっかり伝わる写真で応募しましょう。
アイドルオーディションの写真の撮り方
アイドルオーディションにおいて、バストアップ写真・全身写真はどちらも同じくらい重要です。
それぞれの撮影方法やきれいに写るコツを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
バストアップ写真の撮り方
バストアップ写真は、顔のパーツや表情、肌や髪の質感がわかるように撮影しましょう。
審査員の目に留まるためにも、まずは顔が写真の中央にくるように撮影することが大切です。
魅力的に見える角度があればやや角度をつけて撮影しても良いですが、見切れてしまうのはNG。
顔が隠れるようなヘアセットやポージングも避け、顔がしっかり見えるように心がけましょう。
また、写真自体が暗くならないように、撮影場所やライティングは自然な明るさを意識してください。
全身写真の撮り方
全身写真は、なるべくスタイルが良く見えるように撮影することが大切です。
脚が短く見えるのを防ぐためにも、上から撮るのは避けた方が良いでしょう。
とはいえ下すぎる位置から撮ると写真としてのバランスが悪くなるため、基本的には正面、またはやや下から撮るのがおすすめです。
また、体の向きはカメラに対してやや斜めにし、顔は正面に向けるとスラッとした印象を作れます。
アイドルオーディション写真撮影のポイント
アイドルオーディション用の写真は、撮り方だけでなく服装やヘアメイクも大切なポイントです。
続いては、アイドルオーディション用の写真をより魅力的にするポイントをご紹介します。
服装のポイント
アイドルオーディション写真は、ボディラインがはっきりとわかる服装を心がけましょう。
ゆったりとした服だとスタイルの判断ができず、落選してしまう可能性があります。
おすすめはショートパンツやミニスカートなどの脚のラインが見えるボトムスと、フィット感のあるコンパクトなトップス。
ワンピースの場合はロング丈は避け、膝が見える短めの丈を選びましょう。
また、洋服の色は顔映りが良い色を選ぶのがベストです。
迷う場合はハイライト効果のあるホワイトを選ぶと良いでしょう。
髪型のポイント
髪型はなるべくシンプルにまとめて、清潔感を出すのがポイントです。
ショートヘアの場合はハネが目立ちやすいので、きちんと整えましょう。
ロングヘアの場合はお団子やポニーテールにして一つにまとめるか、ヘアアイロンで整えて艶感のあるダウンスタイルにするのがおすすめです。
また、髪の長さに関わらず、前髪が顔にかかっていたり顔まわりを髪の毛で覆ったりするのはNG。
顔がしっかりと見えるようにアレンジしましょう。
メイクのポイント
オーディション写真では、濃いメイクよりナチュラルメイクの方が好まれます。
と言っても薄いメイクをすればいいわけではなく、肌荒れやくすみはしっかりとカバーすることが大切です。
ポイントメイクは派手な色の使用を避け、アイシャドウはブラウンやベージュ、リップは薄めのピンクを選びましょう。
また、小顔に見せるためのシェーディングやノーズシャドウは避けた方が無難。
どうしても入れたい場合は、不自然に見えない程度に薄く入れることを心がけてください。
表情のポイント
応募するアイドルグループや事務所のコンセプトによって異なりますが、基本的に表情は笑顔がおすすめです。
どのくらい笑えばいいか迷ってしまうかもしれませんが、オーディション用の写真は就活用の証明写真とは違うため、思い切り笑ってOKです。
ただ、不自然な笑顔になるとかえって印象が悪くなる可能性もあります。
自分らしいナチュラルな笑顔を意識して撮影しましょう。
ポージングのポイント
ポージングは背筋を伸ばすことと、顔を正面に向けることがポイントです。
猫背だと暗い印象を与えたり、スタイルが悪く見えたりする可能性があります。
また、顔が正面を向いていないと本人か判断できず、マイナスな印象を与えてしまうかもしれません。
全身写真は応募者のプロポーションを確認することが目的なので、全身のバランスがわかりやすいシンプルなポーズを心がけると良いでしょう。
カメラに対して体をやや斜めにし足をクロスさせると、スタイルアップ効果が期待できますよ。
背景のポイント
アイドルオーディション用の背景は、自分らしさをアピールするポイントの一つです。
緑豊かな公園で撮影してナチュラルさをアピールしたり、アスファルトの上で撮影し都会っぽさをアピールしたりすると良いでしょう。
ただ、背景がごちゃついていると顔やスタイルの印象が薄くなるため、なるべくシンプルな場所を選ぶように意識してください。
また、人物を際立たせるためにワンカラーの背景を選ぶのもおすすめです。
特に白や薄いブルーなどのシンプルな色味の背景は、顔立ちやスタイルを強調することができますよ。
オーディション写真の印象を良くするコツ2選
アイドルオーディションの書類審査において、写真は最も重要な要素です。
少しでも印象が良くなるように、以下のポイントを押さえて写真撮影をしてくださいね。
光の当たり方を考える
写真の印象を大きく左右するポイントとしてまず挙げられるのが、光の当たり方です。
人物の真後ろから光を当てると顔が暗くなったり、真正面から当てると顔が真っ白になったりします。
また、光の強さも大切なポイントです。
光が強すぎると不自然に明るくなる可能性が高く、光が弱すぎると暗い印象になります。
顔立ちがはっきりと見える光の角度・強さを研究しましょう。
オーディションのコンセプトをおさえる
オーディション用の写真は、オーディションのコンセプトに合う写真にすることが重要です。
例えばクールなアイドルグループを生み出すためのオーディションに、ナチュラルメイク&笑顔の写真で応募するのはNG。
グループの雰囲気に合わないと判断され、書類の段階で落とされる可能性が高いです。
元気系のアイドルなら明るい笑顔の写真を、クール系のアイドルならメイクを少し濃いめにするなど、コンセプトをしっかりと押さえた上でオーディション用写真撮影に挑みましょう。
応募用の写真に困ったらスタジオを使う
撮影環境を整えられない、ポージングやヘアメイクの自信がないなど、アイドルオーディション用写真に困ったら、スタジオを利用しましょう。
プロが背景やライティングなど撮影環境を整えてくれる他、ヘアメイクやポージングの指示なども行ってくれます。
また「ToreTeru」なら、プロのレタッチ師が顔や体のバランスを自然に修正してくれる点も魅力的。
仕上がりが良いため、一次審査も通過しやすくなるでしょう。
撮影後は元データ・レタッチデータ・L判プリントシートがもらえるため、宣材写真などへの使い回しもできて便利です。
アイドルオーディションの写真は重要なアピールポイント!
アイドルオーディションにおいて、写真は最も重要なアピールポイントです。
一目見た瞬間、審査員が「会ってみたい!」と思う魅力的な写真で応募しましょう。
自分の良さをアピールできる写真にするためには、日頃から自分を観察し、魅力的に見える方法を研究することも大切です。
自分一人で撮影する自信がない場合は、写真スタジオに依頼するのも良いでしょう。
撮影環境もヘアメイクも、プロの手が入ることでグッとクオリティが高まります。
後に宣材写真として使用することもできるため、ぜひ検討してくださいね。
- アイドルオーディションにはバストアップ写真と全身写真が必要
- 一次審査は写真で決まると言っても過言ではないほど、写真は重要
- 自分で加工することは避け、可能であればスタジオで撮影すると良い
- 服装はボディラインがはっきりわかるものを選ぶ
- メイクはナチュラルメイク、ヘアスタイルは顔がしっかり見えるアレンジがおすすめ