【転職用】証明写真のマナーとは?女性がおさえたい髪型・服装のポイント
転職活動で必要になる履歴書の中で第一印象となるのは、証明写真です。
そこで今回の記事では、転職活動で重要になる証明写真のマナーや、女性がおさえておきたい髪型・服装・メイクのポイントなどを詳しく解説します。
撮影方法別にコツも紹介するので、これから証明写真を撮る人は必見です。
転職活動するなら証明写真は重要!
採用担当者が履歴書を確認するときは、まず証明写真を見るでしょう。
証明写真は、唯一のビジュアル情報です。
あなたがどんな人物なのか、直接会って話したいかどうかの判断材料になります。
一緒に働く場面など具体的なイメージをする場合もあるでしょう。
どれだけ学歴や経歴が良く、素晴らしい志望動機を書いていても、証明写真の印象が悪ければイメージダウンしてしまいます。
そのため、証明写真は、事前にしっかりと準備して撮影に臨みましょう。
履歴書に貼る証明写真の3つのルール!
まずは、履歴書に貼る証明写真のルールについて確認していきましょう。
証明写真は使う目的に合わせてサイズや背景を変える必要がありますので、撮りに行く前にきちんと把握しておくと安心です。
また、すでに写真が手元にある場合は、以下の条件にそっているか確認しましょう。
【サイズ】縦40mm×横30mm
証明写真のサイズは「縦40mm×横30mm」が一般的です。
履歴書自体のサイズが、A4サイズやB5サイズの場合でも変わりません。
しかし、パスポートやマイナンバーカード、運転免許証用の証明写真とは、サイズが異なるので注意しましょう。
また、違うサイズの証明写真を履歴書用サイズに切り取って貼ることはできません。
きちんと履歴書サイズの縦40mm×横30mmを準備することが大切です。
【背景】水色や白、グレーが基本
証明写真は、無背景であることが必須条件です。
背景の色は水色・白・グレーが基本。
色別で与える印象を紹介します。
- 水色:最もオーソドックスなカラーで、すっきりとした印象に
- 白:背景が明るくなるので顔色が良くなり、反対色のスーツが引き立つ
顔が浮き上がって見えることもあるので、明るさの調整が必要 - グレー:高級感があり、スマートに見える
肌やシャツへの同化も少なく、人物をしっかり際立たせたい場合におすすめ
接客業など親しみやすさを重視する業界であれば、ピンク・グリーン・黄色など基本色以外がOKになる場合もあります。
ただし、企業によっては悪い印象を与える可能性もあるので、
基本色以外を選ぶ場合は事前にルールを確認してから撮影に臨みましょう。
【使用期限】撮影3カ月以内
履歴書に貼る証明写真は、撮影から3カ月以内のものを使いましょう。
期限内であれば、履歴書の提出や面接のタイミングで髪型などが多少変わっていても、問題ありません。
面倒だからといって、数年前に撮影した証明写真を貼るのはNG。
ベストな表情の証明写真を使いましょう。
転職活動に使う証明写真を撮る際の4つのポイント!
ここでは、転職活動に使う証明写真を撮るときのポイントについて見ていきましょう。
髪型・服装・メイク・表情の順で、好印象に見えるポイントや注意点を解説していきます。
これから転職用の証明写真を撮る人は必見です。
髪型
髪が目や顔まわりにかかっていないかチェック。
眉毛が隠れないよう前髪を横に流しましょう。
逆に、髪が顔にかかっていると暗い印象になるので注意が必要です。
また、耳が見えるようにロングヘアの人は後ろ結びで1つにまとめましょう。
ショートヘアの場合は髪を耳にかけてください。
耳が見えるだけでも明るい印象になりますよ。
服装
転職用の証明写真を撮るときの服装は、基本的に黒やグレーのスーツ・白や淡い色のワイシャツかカットソーです。
面接を受けるときと同じように、ビジネスシーンに合った服装や応募先の業種・職種の雰囲気に合わせて選びましょう。
そのときは、以下の点を意識してください。
-
- ピアスやネックレスなどのアクセサリーは外す
- ジャケットは、襟のあるテーラードジャケットを選ぶのがおすすめ
- ワイシャツは襟のデザインで印象が変わる
- おすすめワイシャツは襟のデザインで印象が変わる
- レギュラータイプのワイシャツは、真面目さや誠実感のある印象を与える
- スキッパータイプは、明るさや社交的な印象を与える
- カットソーは襟やボタンがないTシャツのようなデザインを選び、胸元が開きすぎていないかチェック
メイク
証明写真を撮影するときのメイクは、以下の点に気を付けてください。
- ナチュラルメイクが基本!派手なメイクは避ける
- 目元や口元は崩れやすいので、ファンデーションを薄め
- オレンジなどのコーラルトーンでまとめると、顔色が明るくなる
- チークを塗って、血色の良い健康的な印象を出す
眼鏡はかけたままでも問題ありませんが、レンズの汚れを拭きフレームが目にかからないよう注意。
カラーコンタクトは外して撮影してください。
また、Tゾーンを中心に、あぶら取り紙などで拭き取ってテカリをおさえてから撮影に臨みましょう。
表情
証明写真を撮るときは、歯が見えない程度に微笑みましょう。
口を閉じたまま口角を上げると、目も意識的に開きます。
逆にあごが上がり過ぎていると、相手を見下しているような印象になることもあります。
顔が前に出過ぎていたり、あごを引き過ぎたりするのも、不自然さを与えてしまうので注意が必要です。
あごは軽く引いて、目は正面を見つめるようにしましょう。
証明写真はどこで撮る?撮影方法やコツをチェック!
ここからは、撮影場所別に証明写真を上手く撮るコツを解説していきます。
撮影方法やコツを知ったうえで、履歴書に適した証明写真を撮りましょう。
証明写真は、以下の3つ方法で撮ることができますよ。
証明写真機で撮る場合
証明写真機で撮る場合には、以下の点に気を付けて撮影しましょう。
ボックスに入ったらまずきちんとカーテンを閉め、外からの光を遮りましょう。
足元にストロボライトがある場合は、荷物や足でふさがないように注意!
次に、椅子の高さ調節も重要です。
背筋をしっかり伸ばし、レンズを少し見下ろすくらいの高さに調整しておくと、あごが自然に引ける位置になります。
また、撮影のときは背筋を伸ばして脇を閉め、胸を張るようにしてください。
【綺麗に撮るコツ】
- 正面のガラスは、ハンカチなどで汚れをふき取っておく
- ひざの上に白いハンカチなどを置くと、ストロボの光が反射して綺麗に撮影できる
- 撮影時は、肩が左右水平になっていると◎
写真館で撮る場合
写真館やスタジオで証明写真を撮るメリットは、プロのカメラマンに任せられることです。
証明写真機よりも料金は上がりますが、プロが表情や姿勢のアドバイスをくれるため、より質の良い証明写真が撮れます。
撮影するときは、撮り直しのサービスがあるかも確認しておきましょう。
また、美肌補正や小顔調整など、肌荒れなど修正が可能かも確認しておくと安心です。
自分で撮る場合
証明写真を自分で撮ると、どうしても写真館などに比べ質が劣ってしまいますので、以下の点に注意しましょう。
背景は白やベージュの壁にして、家具の一部などが写りこまないようにしてください。
昼間だと窓側に身体を向けて撮影すると、顔に自然光が当たって綺麗に撮れます。
ただし、光が強すぎるとテカリが出るので、レースカーテンのみ閉め切るなど工夫しましょう。
撮るときは、背もたれのない椅子を壁から1mのところに置き座ります。
※椅子がない場合は、膝立ちの姿勢でもOK
三脚を使い、カメラの位置を自分の顔に合わせます。
もし三脚がなければ、テーブルや棚の上に置いて、本などで高さを調整しましょう。
カメラの設定は、自動モードで問題ありません。
【綺麗に撮るコツ】
- 部屋はできる限り明るくする
- カメラの位置は自分から2~3m離し、カメラを傾けないようにする
- ワイドレンズで撮ると歪みが生じるので、少し離れた距離からズームで撮るのがコツ
転職の証明写真はポイントを押さえればOK!好印象な写真を撮ろう!
履歴書の中で最初に目にとまる証明写真は、面接に進めるかどうかにも関わる重要なもの。
髪型や服装、メイクや表情でも大きく印象が変わってきます。
企業の採用担当者に「直接会って話したい!」と思われるように、すっきりと清潔感のある格好で撮影に臨みましょう。
また、証明写真機で撮るか、写真館で撮るか、自分で撮るかでも証明写真の質は変わってきます。
証明写真の撮影場所が決まったら、ご紹介した撮影ポイントを意識して、好印象な写真を撮ってみてください。
- 証明写真のサイズ・背景・使用期限のルールを守ろう!
- 証明写真は髪型・服装・メイク・表情で印象が変わる
- 撮影場所別のコツを掴んで好印象な写真を!