就活写真の加工・レタッチはどこまでしていい?証明写真をキレイに仕上げる方法も紹介
多くの就活生が悩む、証明写真の写り。
加工で対処したいけれど、そもそも修正していいのか、どこでやるべきか分からないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、就活写真の加工がOKなのかや修正しても大丈夫な範囲、どこでレタッチすべきかを紹介します。
就活用証明写真の加工・レタッチはバレる?ルールはあるの?
就活生の多くが気になる証明写真の加工(レタッチ)ですが、写り方やサイズのような厳密なルールはありません。
そのため、どこをどの程度レタッチするかも、本人の意思次第となっています。
しかし、やり過ぎは面接で逆効果となることが多いため、最近では「特定の部位は基本的にOK」「ここを変えるのはNG」といった定番ルールも定められていますよ。
はじめに、この就活用証明写真の加工・レタッチについての定番ルールを紹介します。
髪の毛や肌などの調整ならOK
就活用証明写真でOKとされている加工箇所、修正方法がこちらです。
- ハネている毛の修正
- 一時的な肌トラブルの修正や軽い美肌加工
- 左右のバランスの微調整
このように髪の毛や肌といった、顔のパーツと関連が薄い箇所の調整、全体の軽微な修正程度であればバレるリスクも少ないといわれていますよ。
どれも軽めの修正ながら、施すだけで見た目の印象や清潔感を向上させてくれるのも特徴の1つ。
さすがに派手に修正するとバレますが、微調整する程度であればバレないだけでなく、プラスに働く可能性も高いので、加工を考えている人は参考にしてみてくださいね。
顔の形や印象を派手に変える修正はNG
厳密なルールがない就活用証明写真の加工ですが、顔の形や印象を派手に変える修正はNGです。
具体的には目や鼻の形を変える、輪郭を補正して小顔にするなど。
加えて、肌の色が変わるほどの美肌補正などもNGとされる可能性が高いでしょう。
あくまで、採用担当者や企業から見てNGというだけで罰則はありませんが、不採用になるリスクもあるため、これらの加工は避けましょう。
また、無料アプリを使ったレタッチは、派手な仕上がりになりやすいため印象が重要な就活では避けたほうが無難です。
就活用証明写真を加工するメリット・デメリットは?
加工の基本ルールやバレるかどうかの次は、メリット・デメリットをチェックしていきましょう。
基本的にバレなければメリットの多いレタッチですが、デメリットもいくつかあります。
このデメリットを理解せずにレタッチを行うと就職活動に悪影響が出る可能性もあるので、必ず把握しておくようにしましょう。
次は、就活用証明写真を加工するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
仕上がりの満足度がアップする
就活用証明写真を加工するメリットは、仕上がりの満足度がアップすることです。
イマイチな部分や肌トラブルをレタッチにより解消することで、全体のクオリティも普通に撮ったものより高くなります。
単純な見栄えも良くなるので、満足度も大幅にアップするでしょう。
証明写真を添付する履歴書の見栄えが良くなるのも嬉しいポイントです。
書類審査で好印象を抱かれやすくなる
書類審査で好印象を抱かれやすくなることも、就活用証明写真を加工するメリットです。
レタッチにより見栄えが良くなるため書類選考時の印象がアップし、通過する確率も高められるでしょう。
もちろん、自己PRや経歴などのほうが重要視されますが、少しでも通過する確率を上げたい、書類選考で好印象を与えたいなら証明写真の加工を検討してみてくださいね。
デメリット
本人と写真の間に差ができる
本人と写真の間に差ができてしまうのが、就活用証明写真を加工するデメリットです。
軽い加工でも少しの差ができてしまうほか、派手なものであれば大きな差ができてしまいます。
この差に気付かれてしまうと、マイナスな印象を与えてしまい面接でも不利になってしまいますよ。
特に顔のパーツを変えるような、派手なものでは尚更でしょう。
自然なレタッチであればバレるリスクは少ないですが、バレたときの印象が悪いのが写真加工のデメリットです。
手間や費用がかかる場合も
すでにある写真データを加工修正するとなると、手間や費用がかかってしまうのも就活用証明写真を加工するデメリットです。
写真館に持ち込むのであればお店に行く手間と加工料金、アプリやソフトを使う場合も購入代金や、導入からレタッチまでの手間が必要になりますよ。
もちろん、就活応援パックのような写真館のレタッチ込みのサービスを利用する場合は、追加料金なしでレタッチしてもらえます。
しかし、データを持ち込むときや、自分で加工するときに費用や手間がかかるのはデメリットといえるでしょう。
就活用証明写真は自分で加工・レタッチしてもいい?
就活用証明写真の加工についてはある程度分かったけれど、どこでレタッチをすれば良いか分からないという人も多いはず。
また、自分好みのレタッチをしたい、家でやってお金を節約したいという人も多いでしょう。
そこで次は、就活用証明写真は自分で加工・レタッチしてもいいのか、どこでレタッチするのがおすすめかを紹介します。
加工・レタッチはプロに任せるのがおすすめ
就活に使う証明写真の加工・レタッチは、写真館や写真スタジオに在籍するプロのカメラマンに任せるのがおすすめです。
プロならではの技術を使ってレタッチを行ってくれるので、素敵な1枚が手に入りますよ。
基本ルールをしっかりと把握しているのはもちろん、ルールを踏まえた上で作業を進めてくれるのでNGになりにくいのもポイントです。
安心して任せたい、仕上がりを重視したいなら、ぜひプロにお願いしてみてくださいね。
環境が整っているなら自分でやってもOK
Photoshopのような有料ツールを持っていて、さらに技術にも自信があるなら自分でやってもOKです。
有料ツールなら性能も高く、工夫や技術次第で自然な仕上がりにできますよ。
自分でレタッチを行うので、余計な費用や手間が発生しないのも魅力の1つです。
しかし、他の人から見て不自然な仕上がりになったり、ルールを間違えたりする可能性がある点には要注意。
自分で加工する際には事前にルールを確認し、さらに仕上がった写真を第3者に見せるなどの工夫を忘れないようにしましょう。
スマホアプリは就活には不向き
手軽に証明写真データのレタッチができる無料のスマホアプリですが、就活には不向きです。
アルバイトの面接程度であれば使えますが、やはり細かな修正ができない、不自然な仕上がりになりやすいなど機能面に不安が残ります。
また、普段使いには便利なプリセットを選んで加工する機能も、全体的に派手な印象になりやすいため自然な仕上がりが求められる就活では使いにくいでしょう。
加工以外で就活写真をキレイな仕上がりにする方法
イマイチな部分を修正してくれる加工・レタッチですが、やはり元の写真が良いほどに仕上がりもキレイで自然なものになります。
そのため満足できる1枚が欲しいなら、レタッチを利用するからと油断せず、キレイな仕上がりにする方法もしっかりと実践しましょう。
最後に、加工以外で就活に使う証明写真を、キレイな仕上がりにする方法を紹介します。
証明写真に適したメイクを取り入れる
就活写真をキレイに撮りたいなら、証明写真に適したメイクを取り入れるのがおすすめです。
証明写真に適したメイクとは、普通のナチュラルメイクを写真撮影時の照明に負けないようアレンジしたもので、取り入れるだけで立体感のある仕上がりになりますよ。
やり方は普段のナチュラルメイクに加え、輪郭部分のファンデは薄めに、チークやリップなどは少し濃い目にすることを意識するだけとシンプル。
小さなことですが写真写りや印象も大きく変わってくるので、取り入れてみてくださいね。
自然な笑顔で撮影する
自然な笑顔で撮影することも、就活写真をキレイに仕上げるコツです。
もちろん、真面目な表情で撮影しても良い写真になる可能性もありますが、自然な笑顔で撮影したほうがより優しさや誠実な雰囲気を演出できます。
ポイントは、奥歯を軽く噛むイメージを持ちつつ、口角をあげること。
加えて、目を輝かせるイメージで少し大きめに開くと印象の良い自然な笑顔になりますよ。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、スマホや鏡を使って練習すれば簡単にできるようになるので、ぜひ取り組んでみましょう。
肌のコンディションや体調を整える
証明写真の撮影はもちろん、就活も気持ち良く進めたいなら肌のコンディションや体調を整える努力をしましょう。
寝不足で疲れていたり、栄養不足で元気がなかったりすると肌トラブルが出るだけでなく、笑顔も上手く作れないもの。
このような状態では、写真の仕上がりもイマイチになるほか、面接でも相手に疲れを悟られてしまうでしょう。
まずは、バランスの良い食事と良質な睡眠、適度な運動を心がけるのがおすすめ。
余裕があるならスキンケアにも力を入れてみると、就活や撮影も快適かつ精力的に進められますよ。
就活用の証明写真は加工してもOK!仕上がりを重視するならプロが修正してくれる写真館がおすすめ
自身のモチベーションや、書類選考の際の印象に影響を与える就活用の証明写真。
自然な仕上がりになるのであれば、加工してもOKです。
さすがに印象が大きく変わるほどのレタッチはNGですが、適切なレタッチなら採用担当者や企業にも良い印象を与えやすくなりますよ。
また、仕上がりを重視したいなら、プロが撮影から修正までを手掛けてくれる写真館もおすすめ。
プロならではのハイクオリティな1枚が手に入るスポットなので、気になる人は足を運んでみてくださいね。
- 就活用の証明写真はレタッチ・加工してもOK
- 髪の毛や肌などの調整程度であれば、面接でもバレにくい
- 就活用証明写真を加工するメリットは書類選考で好印象を抱かれやすい、気持ち良く履歴書を提出できることが挙げられる
- 加工は自分でやるよりも、プロにお願いしたほうが安定した仕上がりになる
- 満足できる証明写真を撮りたいなら、メイクや表情といった加工以外の要素も意識してみよう