失敗しない証明写真の撮り方は?とっておきの1枚を撮るコツ
自撮りアプリのような補正が少ないないため、可愛く写るのが難しい証明写真。
普段から携帯する身分証明書や履歴書は特に、綺麗に写っている1枚を使いたいですよね。
今回の記事では、失敗しない証明写真の撮り方についてご紹介します!
失敗しない証明写真の撮り方・写り方は?
履歴書や免許証、社員証など、様々な場面で必要になる証明写真。
証明写真で「仕上がりが変になってしまった…」という失敗は、撮影の時にいくつかのポイントを意識することでかなり防げます。
表情の作り方や顔の向き、座った時の姿勢など、しっかり練習して撮影に臨みましょう!
ここでは、撮影時に使えるテクニックを表情編と姿勢編に分けてご紹介します。
【表情・顔の向き編】
まずは、表情と顔の向きについてのコツです。
特に、エントリーシートに貼る就活写真では、顔の印象がとても大切。
ぼんやりとした表情では、企業に対する熱意や誠実さが伝わりません。
カメラに合わせて顔の角度を調整し、自然な笑顔にすることで好印象に仕上がります。
目はガッツリカメラ目線
人の顔の中でもっとも印象を左右するのは「目」です。
失敗しない証明写真を撮るためには、しっかりカメラ目線にするのが鉄則!
レンズの奥の方を見るように、眼球にグッと力を入れましょう。
眉間にシワが寄った険しい顔にならないように、顔の上半分は力を抜いてリラックス。
まぶたは真顔よりも少しだけぱっちりと開きます。
自信があるように見せたいのか、優しく穏やかに見せたいのか、写真を見る人に目で語りかけるつもりで写りましょう。
軽く微笑む程度がベスト
口元の印象を良くするには、口角をキュッと上げて軽く微笑むのがベストです。
このちょうどいい微笑みがポイントで、無表情では怒っているように見えてしまいますし、ニカッと笑いすぎるのは証明写真としてはNGになります。
どの程度の笑顔がいいのか分からない人は、鏡の前で練習してみましょう。
口角だけを動かすには、「ウィ」と言ってからそっと唇を閉じるのがおすすめ!
頬の表情筋がモコっとしたり、目を細めてしまったりするのはやりすぎです。
おでこは前に・あごは軽く下げる
証明写真で失敗しないためには顔の角度も重要で、失敗すると二重アゴや輪郭がぼんやりする原因になります。
よく「あごを引く」と言われますが、小顔のために頭ごと後ろに引くのは逆効果!
正しい角度はあごを軽く下げ、顔を少し前傾させたような姿勢です。
あごを下げるのが難しい人は、おでこを前に出そうとするとうまくできますよ。
レンズの性質上、近くのものは大きく、遠くのものは小さく写ります。
おでこを前に出すことで目元が大きく見え、あごはシャープに写る効果があります。
【姿勢編】
失敗しない証明写真を撮る時に、忘れてはいけないのが姿勢です。
スピード写真のような証明写真ボックスでも写真スタジオでも、椅子に座って胸上の写真を撮ることがほとんどだと思います。
正しい姿勢で座っているかどうかも、写真写りに大きく影響しますよ。
普段から猫背がちの人や、肩の高さが左右違う人は特に注意したいポイントです。
カメラに向かって真っ直ぐ座る
まず、お尻をグッと引いて深めに腰掛け、体の中心をカメラに合わせます。
モニターに十字や顔をあわせる円があれば、それを参考に真ん中を探すといいですよ。
姿勢を細かく調整する前に、スーツや髪のチェックは済ませておいてくださいね。
そして、眉間・鼻先・あご・おへそ・膝の間が一直線になっているか確認します。
下半身は写っていませんが、斜めになっていると上半身も歪むので注意。
縦の線を真っ直ぐに揃えたら、目や肩の高さが傾いていないか横のラインを見ましょう。
背筋をしっかり伸ばす
椅子の背もたれには寄りかからず、背筋をしっかりと伸ばして座ります。
頭のてっぺんから糸で吊るされているようなイメージで座ると、自然に背筋が伸びます。
この時、前のめりになったり胸を張りすぎたりしないように注意しましょう。
また、巻き肩・猫背の人は、肩を後ろに回してストンと落とすと正しい位置になります。
背筋を伸ばすことでデコルテがすっきりし、首も長く見えるので小顔効果も!
正しい姿勢で座れば、スーツやトップスもシワが伸びて綺麗に見えるはずです。
手は足の付け根に置く
手は足の付け根に置き、肘を軽く後ろに引くと腕がすっきり写ります。
面接では手を太ももの上で重ねるのがマナーですが、写真に手先は映らないので気にしなくてOK!
肩の力を抜いてリラックスした状態で、手のひらをそっと足の付け根に添えましょう。
また、顔色を明るくしたい時は、膝の上に白いハンカチを置いたり、白い紙を持ったりしてレフ板のようにするのもおすすめです。
失敗しない!証明写真で盛れる人の特徴5つ!
続いて、証明写真で失敗しない、可愛く盛れる人の特徴を5つご紹介します。
写真写りがいい人たちがどんなところに気をつけているのかを知れば、あなたもきっと証明写真で失敗しにくくなるはずです。
この5つのポイントを意識すれば、証明写真も怖くない!
証明写真で魅力的な1枚を撮るテクニックを見ていきましょう。
シェーディングが上手
顔の立体感を強調するシェーディングは、証明写真を盛るのに有効なメイク方法です。
自分で上手くシェーディングができる人は、写真館や証明写真機で撮影しても「顔がのっぺりして見える…」という失敗をしません。
鼻先・Tゾーン・あごの先といった高く見せたい位置にハイライトを、フェイスラインや鼻筋にはシェーディングをうまく使って、顔全体に陰影をつけましょう。
ハイライトはラメ感のあるものではなく、粒子が細かくツヤが出るものがおすすめ。
シェーディングは撮影時の照明で飛ぶので、普段より濃いめに入れるといいですよ。
輪郭がスッキリ見える服装をしている
履歴書写真のようにスーツを着なければならない時は仕方ありませんが、パスポートや免許証の写真なら服装を工夫して盛ることもできます。
証明写真で失敗しないの特徴は、襟のデザインを気にして服を選んでいることです。
トップスは輪郭をスッキリ見せるため、襟ぐりが開いているものを選びましょう。
襟が詰まったタートルネックやハイネックは、顔が大きく見えてしまいがちです。
小顔に見せるには、デコルテが見えるVネックやUネックがおすすめですよ。
写真映えする前髪を知っている
証明写真で失敗しない人は、写真映えする前髪を知っています。
顔が判別できることが目的の写真ですから、目にかかる前髪で撮影するのはNG。
就活証明写真の場合は特に、清潔感を意識したきっちりまとめた髪が望ましいです。
服装や髪型が自由な証明写真の場合、顔に影を落とさない前髪を意識しましょう。
ぱっつん前髪やカールのかかった前髪は、照明を当てると目に影ができてしまいます。
証明写真を撮る時は、おでこが見えるように前髪を流したり、ストレートアイロンで軽く巻いたシースルー前髪にしたりすると盛れますよ。
清潔感のある髪型をしている
証明写真は髪の毛までしっかり写るので、ボサボサだと清潔感がなくなってしまいます。
証明写真で失敗しない人は顔だけでなく、清潔感のある髪型も意識しています。
就活で使う写真を撮る時は、髪はしっかりまとめて、後れ毛が出ないようにワックスやスプレーで固めておくと安心。
髪を下ろして撮影する時は、あらかじめアイロンで綺麗に整えておきましょう。
特に、顔周りに髪がかかっているとだらしない印象を与えてしまうので注意!
髪が傷んでパサパサの人は、オイルでツヤを出しておくと綺麗に見えます。
カメラ慣れしている
証明写真で失敗しない人、5つ目の特徴は普段からカメラ慣れしていることです。
日頃から笑顔の作り方や可愛く見える角度を研究しているので、カメラの前でも緊張せず自分らしく写ることができます。
普段からあまり写真を撮らない人や写真を撮られるのが苦手な人は、あらかじめ自分で何枚か証明写真風に撮って研究してみるといいでしょう。
いくつか違うパターンで撮った後、もっとも印象が良いものを選んで「なぜそれが上手く撮れたのか?」を整理してから行くと、本番も同じように再現できますよ。
証明写真で失敗したくない女性の対処法は?
証明写真は就活や転職で使ったり、身分証明書として長い期間使ったりするので、絶対に失敗したくありませんよね。
納得のいく仕上がりにならないと、何度も撮り直して時間やお金を無駄にすることも。
ここでは、証明写真の撮影で「どうしても失敗したくない…!」という方のために、女性が証明写真で失敗しないための対処法をご紹介します。
白いトップスを着る
証明写真で失敗しないために、まずは白いトップスを用意しましょう。
白は清潔感のある印象を与えるだけでなく、顔色を明るく見せる効果があります。
写真全体の印象もパッと明るくなるので、服選びに迷ったら「白」です!
装飾やデザインは少なめのシンプルなもので、襟ぐりがスッキリしたものをチョイス。
素材もニットやパーカーのような厚みのあるものではなく、ブラウス系の軽い生地のものにした方が女性らしく綺麗な印象になりますよ。
事前準備を怠らない
最高のコンディションで素敵な証明写真を撮るには、事前準備が欠かせません。
プロのモデルも撮影に照準を合わせて調整しているように、直前にどんな生活をするかで写真写りも変わってきます。
何日もかけて準備する必要はありませんが、前日から仕込むだけでだいぶ差が出ますよ!
撮影前夜は塩分を控えた食事を摂る
撮影の前日に塩分を摂りすぎると、翌日に顔が浮腫んでパンパンになってしまいます。
味の濃いものやアルコールは控えめにして撮影に備えましょう。
さらに小顔に見せたい人は、むくみ解消に効果的なカリウムを含んだものを摂取!
カリウムは野菜や果物に多く含まれ、塩分排出を助ける役割があります。
化粧をする前にパックで保湿
健康的でツヤのある肌に見せるため、化粧をする前にパックでしっかり保湿しましょう。
パックはお肌に潤いを与える効果はもちろん、肌表面を冷やすことでベースメークの化粧ノリが抜群に良くなりますよ!
丁寧にメイクをした後は汗をかかないように注意して、撮影の直前にもう一度軽く化粧直しをしてくださいね。
耳たぶをまわしてむくみ改善
午前中に撮影する場合などは特に、顔のむくみが気になる可能性もあります。
そんな時は、耳たぶを回して血行を良くし、むくみを解消しましょう。
耳たぶをつまんで前後に5回ずつ大きく回すことで、むくみや老廃物を流せます。
モデルも実践する即効性のある方法なので、ぜひ試してみてくださいね!
写真館で証明写真を撮る
証明写真で絶対に失敗したくないなら、スタジオで撮ってもらうのがおすすめ。
スタジオ撮影のメリットは、プロが親身になってアドバイスしてくれることです。
- 体の歪みや顔の角度を微調整してくれる
- 後れ毛や前髪の乱れを直してくれる
- 表情のアドバイスをくれる
- 目的に合わせて背景色が選べる
- WEBエントリー用のデータがもらえる
初めての証明写真や「ここぞ!」という時の撮影は、プロに頼るのが1番でしょう。
おしゃれ女子の間で人気の韓国式証明写真って知ってる?
ところで皆さんは、韓国式証明写真を知っていますか?
韓国のフォトスタジオは、日本の昔ながらの撮影方法とは一線を画す最新式!
なんと撮影データをもとに、プロが細かくレタッチ加工をしてくれるのです。
加工といってもプリクラのような不自然なものではなく、自然に美しい仕上がりに。
- 肌の凹凸やニキビ
- 輪郭
- 目や鼻の大きさ
- 顔の血色感
このように自分が気になる箇所を丁寧にカウンセリングして修正してもらえます。
何パターンか撮影した後、1番よく撮れた写真とレタッチしたい箇所を相談。
後日、仕上がった写真をデータや郵送で受け取るという流れで進めるスタジオが多いです。
身分証に使う証明写真としてはもちろん、オーディションや宣材写真、アイコン用に撮影する人もいる、おしゃれ女子の間で大人気の韓国式スタジオなんです!
証明写真を撮るときは表情や身だしなみの工夫が大切!絶対失敗したくないならプロを頼ろう
証明写真を綺麗に撮るためには、表情や姿勢のほかに事前準備も大切です。
長く使う写真もあるので、せっかくなら最高のコンディションで撮影したいですよね。
清潔感のある身だしなみや服装を意識して、素敵な1枚を撮りましょう。
絶対に失敗したくない人は、やはりプロに頼るのが1番です。
今話題の盛れる韓国式証明写真も、ぜひチェックしてみてくださいね!
- 失敗しない証明写真の基本は「正しい姿勢」と「自然な笑顔」
- 髪型とシェーディングが写真を盛るコツ
- 失敗しないために事前準備やむくみ対策も忘れずに
- 最高の1枚を撮るならプロに頼るのが1番