証明写真を可愛く撮る方法は?髪型・メイク・服装別に解説
履歴書やパスポート、運転免許証の作成時など、証明写真が必要な場面はたくさんあります
しかし、証明写真を可愛く撮影するのはなかなか難しいもの。
思ったような写真が撮れず、がっかりした経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、証明写真を可愛く撮る方法を、髪型とメイク、服装別に解説。
満足のいく証明写真を撮るコツを押さえていきましょう。
証明写真を可愛く撮る方法丨基本編
証明写真は第一印象を左右する重要なアイテムです。
印象がいい証明写真を撮るためには、明るさや姿勢、目線、表情を意識することが大切。
ちょっとしたコツを押さえるだけで、写真の仕上がりに差が出るでしょう。
証明写真を可愛く撮るための基本の方法を解説していきます。
白いハンカチや紙をレフ板にする
レフ板やレフ板の代わりになるものを使うと、顔が明るくなりきれいな写真が撮れます。
レフ板は、光の反射により被写体を照らして影を消すために使うもの。
ハンカチや紙など、白いものなら何でもレフ板の代わりとして利用できます。
顔全体に光が反射するようA3サイズほどのものを使うのが理想的です。
レフ板になるようなものを膝の上に置いて撮影すると、正面のライトが顔に集まり全体的に明るい写真になります。
カメラに対しておでこを少し前に出す
証明写真を撮るときは、「姿勢を正して少しあごを引くといい」とよく言われます。
確かに、少しあごを引くと顔のラインをきれいに見せてくれるのですが、上手くやらないと二重あごに見えてしまったりやたら上目遣いになったりと、逆効果になることもあります。
そこで、あごを引くのではなく、おでこを少し前へ出すように意識してみましょう。
顔のラインがきれいに見え、なおかつ二重あごになることもありません。
口角を上げ自然な笑顔を作る
証明写真で歯を見せる表情はNGですが、真顔だとにらんでいるように見える可能性もあります。
印象よく見せるには、口角を上げて自然な表情に見せるのがおすすめ。
口を閉じたまま口角を上げると不自然になるため、「ウィ」と言うときの形のまま口を閉じると、自然な笑顔になります。
同じ表情を長く続けるのは難しく、カウントダウンが始まってすぐに笑顔を作ると表情がこわばってしまいがちです。
シャッターを切る直前に表情を作るのがベストタイミングでしょう。
カメラの奥に写る自分と目を合わせる
「写真を撮るときどこに視線を合わせればいいかわからない」なんて声もあります。
カメラのレンズを見つめた状態で撮影する人が多いのですが、そうすると寄り目がちになってしまうこともあるでしょう。
視線はレンズではなく、レンズの奥を見るようにするのがおすすめです。
レンズの奥に写る自分と目を合わせるようにすると、まっすぐと前を向いた写真が撮れるでしょう。
証明写真を可愛く撮る方法丨メイク・髪型編
証明写真を撮るときは、メイクや髪型にも気を配りましょう。
髪の毛で顔や表情を隠さないことが大前提です。
また、証明写真は色が濃い目に写りやすいため、メイクを濃くしすぎるのも避けておきましょう。
証明写真を可愛く撮るためのメイクと髪型のポイントを解説します。
前髪で影を作らない
前髪は証明写真の印象を左右する重要なパーツです。
証明写真で本人かどうか確認できるよう、前髪で目が隠れないようにして撮影しなければなりません。
前髪を下していると顔に影ができ、暗い印象になってしまいます。
前髪をサイドに流したりピンで留めたりして額を出し、目元がはっきり見えるようにしましょう。
前髪をきちんとまとめていると、清潔感が出ていい印象を与えられます。
髪の毛を上げて顔周りをスッキリさせる
顔周りに髪の毛がかかると影になり、暗い印象になってしまいます。
髪の毛が長い場合は、ハープアップやポニーテールなどのアップヘアにして顔周りをスッキリさせるのがおすすめ。
トップにボリュームを出すことで、小顔効果も期待できます。
輪郭が気になるなら、サイドの毛流れを調整できるショートボブなどの髪型にするのもいいでしょう。
ハイライトとシャドウで立体感を出す
普段通りのメイクでは、撮影時のフラッシュの影響でのっぺりとした印象になってしまうこともあります。
証明写真のメイクで意識したいのは、顔の立体感。
ハイライトとシェーディングを普段よりも慎重に使い、立体感を演出しましょう。
顔の高い部分にハイライトをのせると、写真映えする顔立ちになります。
シェーディングは肌よりもワントーン暗い色を選び、鼻筋や髪の毛の分け目、生え際にも入れましょう。
顔色が悪く見えてしまわないよう鏡で顔全体のバランスを見て、シェーディングを入れすぎないように注意してください。
アイメイクは目ヂカラを意識する
証明写真のときは、目を大きく見せるメイクではなく目ヂカラがあるメイクを意識するのが正解です。
アイシャドウは肌馴染みのいい暖色系のピンクやベージュ、ブラウンなどがおすすめ。
アイラインは黒で目尻を跳ね上げるようにすると顔の印象がキツくなってしまうため、ブラウンを使い目尻の終点で留めます。
さらに、涙袋に少しコンシーラーをのせると立体感が出せるので、取り入れてみるのもいいでしょう。
証明写真を可愛く撮る方法丨服装編
証明写真は首元まで写るため、選ぶ服装も印象を左右します。
就職活動や転職活動に使う証明写真の場合、スーツが基本です。
パートやアルバイト、運転免許証の作成時などは私服でも問題ありませんが、派手な服装は避け清潔感のあるものを選ぶのがいいでしょう。
証明写真を撮るときの服装について解説します。
首が詰まっていない服を選ぶ
証明写真を撮影するときの服装は、首回りが重要です。
理想的なのは、襟ぐりから鎖骨が少し見える服。
上半身が華奢に見え、顔周りがすっきりとした印象になります。
UネックやVネックなら首が長く見えるため、小顔効果も期待できるでしょう。
また、襟のついたシャツを着用する場合、ボタンを1~2個開けて鎖骨をのぞかせるとすっきり見えます。
首元が詰まっていると顔が大きく見えてしまうため、タートルネックは避けておいた方が賢明です。
体にフィットする服を選ぶ
服のサイズ感も重要なポイントです。
首回りやジャケットの肩がゆるいと、だらしない印象になってしまいます。
特にスーツの場合、肩幅が合っていないと不自然です。
服は大きすぎず小さすぎず、体にフィットするちょうどいいサイズがベストでしょう。
女性の場合は胸元がフィットしすぎると胸を強調してしまいます。
胸元に適度な余裕があるかどうかも確認しながら、体にフィットする服を選びましょう。
背景色との相性を考えて服を選ぶ
写真写りをよくする服の色は、白をはじめとした明るい色味というイメージがあるでしょう。
確かに明るい色の服を着ると顔の印象も明るくなります。
しかし、背景が白の場合、白い洋服ではぼやけた印象になったり背景と同化したりする可能性も。
背景が白ならグレーやネイビーなど濃い色の服を着ると、写真の印象もアップするでしょう。
背景色をチェックして、相性のいい色味の服を選ぶことも大切です。
プロに証明写真を可愛く撮影してもらうのもあり
スピード撮影機を使ったりスマホアプリで自撮りしたりする方が手間はかかりませんが、可愛く証明写真を撮影するためには、プロに依頼するのもいいでしょう。
プロのカメラマンに撮影してもらうメリットは、なんといってもクオリティの高い写真が撮れること。
写真撮影に必要な照明機材があるスタジオでの撮影なら、仕上がりの差は一目瞭然です。
照明や背景、角度など、ベストな方法をプロの視点で検討してくれるはず。
撮り直しできたり、表情のアドバイスがもらえたりもするので、きっと納得できる証明写真になるでしょう。
転職先の希望職種に合わせたヘアメイクをしてくれる、印刷だけでなくデータもくれるなどの証明写真プランを用意している写真館もあるので、安心してお任せできる写真館を探してみてください。
さらに、オプションでニキビやクマを消したり、顔色を明るくしたりするなどの画像加工サービスに対応してくれることも。
スピード撮影機とは異なり予約は必要になりますが、満足いく可愛い証明写真が撮りたいなら検討してみるのもおすすめです。
証明写真は工夫次第で可愛く撮れる!表情や髪型などを研究して自分史上最高の一枚にしよう
証明写真は工夫次第で可愛く撮れます。
就活や転職の面接、自動車学校の教習所入学など、証明写真が必要な場面はさまざま。
証明写真の仕上がりがいいと、相手にいい印象を与えられるうえ、自分のポジティブな気持ちを後押しする材料にもなるはずです。
証明写真の可愛い撮り方のコツを押さえて、自分史上最高の一枚にしてはいかがでしょうか。
- 目線はカメラの奥にいる自分と目を合わせるよう意識する
- メイクはただ濃くするのではなくハイライトとシェーディングで立体感を出す
- 顔に影を作らないよう髪の毛をすっきりまとめる
- 小顔効果が期待できるのは鎖骨が少し見える服
- プロに依頼するのも証明写真を可愛く撮る方法のひとつ