証明写真をデータ化する方法5選!推奨サイズや添付の手順も解説
証明写真をデータ化すると、焼き増しやオンライン上で利用したいときに便利です。
データ化の方法は多くあり、誰でも簡単に行えます。
今回は、証明写真をデータ化する方法を5選ご紹介。
データ化するメリットや推奨サイズ、履歴書に添付する手順も一緒に解説します。
証明写真がたくさん必要な方や、データ化の方法にお困りの方は、ぜひお役立てください。
証明写真をデータ化するメリット
証明写真と聞いて、台紙にプリントされたものを思い浮かべる方が、多いのではないでしょうか。
証明写真をデータ化すると、画像として保存できるため、印刷されたものに比べて使用できる幅が広がります。
まずは、証明写真をデータ化するメリットから見ていきましょう。
焼き増しが簡単
証明写真をデータ化すると、プリンターを利用して好きなタイミングで好きな枚数を印刷できます。
通常、免許証やパスポートなどの身分証明書に使う証明写真は、一度に何枚も必要とすることはないでしょう。
しかし、就活や転職に利用する場合は、急に証明写真が必要になったり、足りなくなる場合があります。
証明写真をデータ化しておけばすぐに印刷でき、履歴書やエントリーシートの作成を効率よく進められます。
Web申請・出願に便利
多くの企業で、面接や履歴書の提出がオンライン化しています。
紙の履歴書を利用するよりもデータ管理や社内共有がしやすいことから、Web履歴書のみ対応する企業も。
証明写真をデータ化すれば、就職、転職活動中の申請や受験などの出願がスムーズに行えます。
印刷コストを抑えられる
証明写真を何度も撮りなおすのは、予想以上に出費がかさむものです。
追加撮影の料金は、場所や機体にもよりますが、だいたい以下のようになります。
- 写真館:およそ3,000~5,000円
- 証明写真機:およそ700~1,000円
データ化すれば数百円で追加印刷ができるため、費用をぐっと抑えることが可能です。
さらに、スマホやアプリで撮影したデータを印刷する方法であれば、撮影代がかからないので印刷費用の出費だけで済みます。
サイズ変更ができる
印刷された証明写真は、撮影時に選択したサイズから変更できません。
応募する企業によっては証明写真のサイズを指定されることがあり、取りなおすことになれば手間もコストもかかります。
また、印刷されたあとで余白や自分の立ち位置が気になることはないでしょうか。
証明写真をデータ化しておけば、サイズ変更や写真の細かい調整などもできて便利です。
証明写真をデータ化する方法5選
証明写真をデータ化するには、一般的な店舗や便利なサービスの利用から、自宅でできるものまで方法はさまざまです。
ここでは、証明写真をデータ化する方法を5選紹介します。
どの方法もそれぞれ利点や特徴が異なるので、自分に合う方法を見つけてみてください。
写真館で撮影する
写真館に依頼するメリットは、高品質かつプロに任せられること。
魅力的な表情を撮影してもらえるだけでなく、自然な写りで好印象に見える修正など、満足感のある仕上がりになります。
また、写真館やフォトスタジオによっては、撮影データをCDに入れて渡してくれたり、スマホに転送してくれたりするところがあります。
その分撮影費用は高くなる傾向ですが、学生向けのリーズナブルなプランを用意する写真館もあります。
近くの証明写真機を利用する
街中で見かける証明写真機も、機種によっては撮影データをダウンロードすることが可能です。
サービスの利用には、機種専用のアプリを事前にスマホへインストールする必要があります。
「焼き増し用」や「Web用」などデータの使用用途が限られる場合があるので、利用の際は目的を明確にしておきましょう。
スマホで証明写真アプリを利用する
スマホで撮影から修正までできる、証明写真アプリを利用してデータ化できます。
さまざまなアプリがリリースされており、手軽に証明写真を準備できるのが魅力。
プロに依頼したものに比べると品質は劣りますが、質よりスピードを優先させたいときに便利です。
コンビニの証明写真サービスを利用する
スマホで撮影した写真を専用サービスに登録して、コンビニでも印刷ができる方法で、代表的なサービスに「ピクチャン」があります。
あらかじめ、ピクチャンに写真を登録すると印刷番号が発行され、コンビニのマルチコピー機を介して証明写真をプリントアウトできます。
アプリのインストールや会員登録が不要で、全国どのコンビニでも利用できることがメリットです。
紙の証明写真をスキャンする
紙の台紙にプリントされた証明写真を、パソコンとスキャナーを使ってデータ化することもできます。
スキャナーが自宅にない場合、コンビニのマルチコピー機で代用することも可能。
スキャンした証明写真をトリミング加工し、サイズを調整すれば完成します。
証明写真をデータ化するときの推奨サイズ
証明写真をデータ化する際、気を付けたいのがサイズです。
応募する企業によっては、大きめのサイズや、指定のピクセル数を求められることもあります。
一般的なサイズやピクセル数を紹介しますので、迷わないよう事前にしっかりチェックしておきましょう。
一般的な履歴書は「縦40mm×横30mm」
履歴書で使用される証明写真のサイズは「縦40mm×横30mm」が一般的です。
普通の履歴書であれば、このサイズで問題ないでしょう。
ですが「縦40mm×横30mm」というサイズはひとつの例で、データ化の際は縦と横の比率が「4:3」であることが重要です。
小さなデータを引きのばすと、画質が悪くなることがあるので、4:3の比率かつ、大きめのデータを残しておきましょう。
ピクセルで表記される場合は「縦560px×横420px」
ピクセル(px)はデジタル画像をつくり出す極小の四角形のことで、画質を表す単位です。
データ化する画像のピクセルの数値は、大きければ大きいほど高画質になります。
一般的な「縦40mm×横30mm」の証明写真には、「縦560px×横420px」にするのがおすすめです。
証明写真をデータ化して履歴書に添付する手順
次に、データ化した証明写真を、パソコンで作成した履歴書に貼り付ける手順を解説します。
パソコン操作に不慣れな方にとっては、難しそうと思うかもしれませんが、実は簡単にできますよ。
メールで履歴書を提出する際に必要なステップとなるので、ぜひマスターしておきましょう。
証明写真をパソコンに取り込む
まず、パソコンにデータ化した証明写真を取り込みます。
データをクラウド上に保存している方は、インターネット接続がない状態でも見られるようパソコン本体に取り込んでおきましょう。
スマホのアルバムに保存している場合は、メールに添付して自分宛に送信したものを、パソコンでダウンロードして保存します。
提出先の指定サイズを確認する
まず、企業や学校など、履歴書を提出する先で証明写真のサイズが指定されていないか確認しましょう。
もし指定されていれば、取り込んだ証明写真を画像編集ソフトなどを使ってサイズ調整します。
また、オンラインで履歴書を送る際、「○○キロバイト(KB)まで」とファイルサイズの記載がある場合も。
容量が大きいと送信エラーになることもあるので、超えないよう注意しましょう。
容量の大きさは、パソコンのペイント機能やWeb上にある画像調整ツールなどで変更できます。
作成した履歴書に貼り付ける
パソコンで履歴書を作成する際、ExcelまたはWordを利用することがほとんどでしょう。
どちらのソフトにもある「挿入」機能を使って、指定の場所にデータ化した証明写真を貼り付けます。
最後に、画質が悪くて顔が潰れていないか、画像が傾いていないかチェックしましょう。
証明写真をデータ化する方法はいろいろ!目的に合わせて選ぼう
証明写真をデータ化すると、手間や費用をかけずに焼き増しやオンライン利用ができて、就活などに便利です。
スマホやPCさえあれば、アプリやWebサービスを介して気軽にデータ化できます。
写真館やフォトスタジオでもデータ化サービスが普及しており、写りにこだわりたい方も安心。
ご自身の目的や、提出先で求められる印象に合わせて、データ化する証明写真を選びましょう。
- 証明写真をデータ化すると、コスト抑えて簡単に焼き増しができる
- データ化した証明写真は、Web履歴書にもスムーズに対応できる
- 証明写真をデータ化する方法は、写真館や証明写真機、アプリやWebサービスなどさまざま
- 証明写真のデータ化は写りのよさや修正のクオリティ、スピードや操作の手軽さで適した方法が変わる
- 証明写真をデータ化する際は、サイズや容量、貼り付け後の仕上がりに注意する