証明写真の撮影がうまくいかない!失敗しないコツなど紹介
就職・転職活動などの履歴書に欠かせない証明写真。
撮影した自分の顔を見て「こんなにブサイクだったっけ?」とがっかりした経験はありませんか?
この記事では証明写真をうまく撮影するためのコツなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
証明写真の撮影がうまくいかない理由は?
証明写真の写りがイマイチなのには、実は明確な理由があります。
まずは証明写真の撮影がうまくいかない理由をチェックしてみましょう。
メイクが合っていない
証明写真の撮影がうまくいかない理由としてまず挙げられるのがメイクです。
スピード写真の場合はライトの光が強いことが多く、メイクによっては顔が真っ白になってしまいます。
そのため証明写真機で撮影する場合は、強いライティングに合わせたしっかりめのメイクが必要です。
また、しっかりメイクをしても写りがイマイチの場合、そもそものメイクが自分の顔に合っていない可能性もあります。
スピード写真機・自撮りをしている
証明写真を撮影するとき、スピード写真機やスマホでの自撮りではうまくいかないことが多いです。
どちらもライトの強さやカメラの角度を調整することができないため、のっぺりしてしまったり顔が暗くなってしまったりすることがあります。
自撮りの場合はカメラの角度を調整することができますが、あくまで主観的に良い角度でしか撮影できません。
セルフで良い写真写りを求めるには、ある程度限界があると言えるでしょう。
表情が硬い
表情が硬いのも、証明写真だと写真写りがイマイチになってしまう理由の一つです。
一般的に、就活用などの証明写真は歯を見せて笑うのはNG。
そのためプライベート写真のような自然な表情を作ることができず、不自然な表情になってしまうことがあります。
その上カメラマンではなく機械や自分で撮影するとなるとリラックスすることができず、写りが悪くなってしまうのです。
写真に対して顔の比率が大きい
証明写真の写りが悪くなってしまう理由として、写真と顔の比率も挙げられます。
カメラと椅子の距離、そして写真のサイズが決まっているスピード写真は、どうしても写真の枠に対して顔の比率が大きくなりがちです。
また、履歴書用・免許証用など指定のサイズに切り取ることでより顔に印象が強くなってしまい、さらに顔が大きく見えることもあります。
自撮りの場合はある程度調整できますが、スピード写真機の場合は調整はほぼ不可能です。
顔の角度が適切ではない
カメラと顔の距離だけでなく、カメラに対する顔の角度もポイントです。
証明写真は基本的に正面から撮影しますが、顎を引きすぎてしまうと二重顎になってしまったり、反対に顎をあげてしまうと高圧的な印象になってしまったりします。
顔の角度は無意識のうちに動いてしまうことがあるため、なかなか自分でベストな位置を見つけるのは難しいもの。
プロに指摘してもらいながら撮影しない限りは、写りがイマイチに感じてしまうことが多いでしょう。
証明写真で「うまくいかない」を回避!撮影のコツは?
これまで証明写真で納得できる写りにならなかった方も、ご安心ください。
次の4つのコツを押さえれば、理想に近い写真を撮影することができますよ。
証明写真にふさわしいメイクにする
写真撮影にあたり、まずはメイクを見直しましょう。
スピード写真の場合はライトが強いことがあるため、光で顔がのっぺり見えないようにすることが大切です。
特に、顔の印象を決める眉やアイラインはハッキリと描きましょう。
また、肌質も如実に写るため、肌荒れやクマ等はファンデーションで隠すのがおすすめです。
しかし、濃すぎるメイクはNG。
厚塗りのファンデ、バサバサのまつ毛等は控えましょう。
口角を上げるように意識する
証明写真の写りを良くするためには、表情も大切なポイントです。
歯を見せて笑うのは控えるべきですが、真顔も怖い印象を与えてしまうため避けた方がよいです。
「一度会ってみたい」と思わせるような、やわらかい笑顔を心がけましょう。
コツは、「ウィ」と発音するときのように口角を上げること。
するとやさしい笑顔になり、写真を見た相手に明るい印象を与えることができます。
椅子の高さ・顔の角度を工夫する
スピード写真機で撮影する場合、椅子の高さを調節できることがあります。
カメラに対し目線が高すぎたり低すぎたりすると写りが悪くなることがあるため、カメラと目線が同じ高さになるように調節しましょう。
また、顎の引き方も重要です。
顎を引きすぎると暗い印象を与えてしまい、顎を上げると高圧的な印象を与えてしまいます。
顎ではなくおでこを前に出すイメージで構えると良いでしょう。
写真館で撮影する
自分で撮影する自信がなかったり、自分一人ではどうしてもうまくいかなかったりする場合は、写真館で撮影するのも一つの方法です。
写真館ならプロが撮影してくれるため、ライトの強さや顔の角度などをすべて調整してくれます。
また、スタジオによってはヘアメイクを行ってくれるところもあるため、自分でメイクの研究をする必要もありません。
すべて客観的な視点から調整してくれるため、良い写真が撮れるでしょう。
うまくいかなかった証明写真はどのくらい加工していい?
うまくいかなかった証明写真はレタッチ(加工)することができますが、やりすぎると不自然になってしまいます。
加工するときは次の3つのポイントを目安にしましょう。
肌荒れや血色を整える
肌の質感は印象を左右する大きな要素です。
肌荒れやクマがあると不健康な印象になってしまいますし、顔の血色が悪いと不気味な印象を与えてしまうことがあります。
そのため、健康的に見えるように肌はある程度修正した方が良いと言えるでしょう。
ただ、ホクロやシワを消すのは控えた方が無難です。
面接で実際に会ったときに、違和感を与えてしまいます。
あくまでも肌の質感、色味を整える程度にとどめましょう。
後毛を消す
後毛やアホ毛も、レタッチして良いポイントです。
就活の証明写真は清潔感が大切ですが、髪の毛が乱れていると不潔な印象を与えてしまう可能性があります。
写真を見たときに気になる後毛、アホ毛がある場合は加工で消しましょう。
とはいえ、気になる毛があまりに多いと不自然になってしまうため注意が必要です。
基本的には髪の毛をしっかりまとめてから写真撮影するように心がけてください。
顔の左右のバランスを整える
企業側への印象を良くするために、レタッチで顔の左右のバランスを整えるのもありです。
目や耳の高さに差がある場合は、均等になるように調整すると良いでしょう。
ただ、目を大きくしたり輪郭を削ったりするのはNG。
顔の印象が大きく変わってしまったり、不自然な写りになってしまったりする可能性があります。
パーツそのものは加工せず、高さをちょこっと調整する程度にしましょう。
証明写真をうまく撮影するならどこがいい?
証明写真をうまく撮影したいなら、写真館やスタジオで撮影するのがおすすめです。
スピード写真機や自撮りではメイクやライトの調整、背景のセッティングなどが難しいものの、プロに依頼すればすべて整えてくれます。
また、機械ではなく人が撮影することによって、自然な笑顔になるのもメリットの一つ。
さらに撮影後にレタッチを行ってくれる写真館やスタジオもあるため、セルフで撮影するよりもずっと良い写真を手に入れることができます。
証明写真は事前の準備がコツ!うまく撮りたいならプロに依頼を
就活の場合、証明写真は自己PRの一つです。
写真の印象が良ければ「会ってみたい」と思われ、次のステップへと進みやすくなるもの。
そのためにもメイクや顔の角度などを事前に研究し、良い写りを目指しましょう。
また、自分でうまくこなす自信がない方はプロに頼るのがおすすめです。
光の具合も顔の角度もしっかりと調整してくれるため、良い写真を撮ることができますよ。
- 証明写真の写りが悪い理由はメイクやライト、顔の角度にある
- 証明写真に合わせたメイクを意識し、口角を上げるのが写りを良くするポイント
- レタッチのしすぎは不自然になるためNG
- 加工するなら肌質、髪の毛、顔のバランス程度にする
- スピード写真機や自撮りよりも、プロが撮影する写真館の方が良い写真を撮れる