履歴書の写真は笑顔と真顔どっちがいい?歯を見せて笑うのはダメ?
履歴書の写真は笑顔と真顔どっちがいい?歯を見せて笑うのはダメ?
就職活動やアルバイトの面接に使う履歴書に貼る写真を撮るとき、笑顔または真顔で撮るのとでは、どちらのほうが好印象なのでしょうか。
また笑顔がいいとすれば、歯が見えるほど笑ってもいいのか、疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、履歴書の写真を撮るときのポイントや、自然な笑顔を作るときの注意点などを紹介していきます。
履歴書に貼る写真は笑顔でもいい!
履歴書の写真は基本的に笑顔の表情で問題ありません。
ただし、どんな笑顔でもOKというわけではないため、具体的に確認しておきましょう。
自然な笑顔が望ましい
履歴書の証明写真は、好印象になるように撮影したいものです。
履歴書は最初の選考をクリアするための大事な書類で、写真も採用の可否を決める判断基準のひとつになります。
面接官に好印象を与えるには、自然な笑顔で履歴書の写真を撮りましょう。
少し微笑んでいる程度の柔らかな表情で写真を撮ると、印象がアップします。
歯を見せるのはだめ
笑顔はOKといっても、歯が見えるほど大きな口を開けた笑顔はNGです。
口元が緩むほどの笑顔になると、真面目さや誠実さが伝わりにくくなってしまいます。
基本的に、歯が見えるほど笑った顔で写真を撮るのは避けておきましょう。
ただし、職種や企業によっては歯が見える写真でも問題がないケースもあります。
アナウンサーや客室乗務員、ブライダル業界、アパレル業界、化粧品業界、テレビ局、マスコミ業界などは、歯が見える写真を求められる場合もあります。
真顔は避ける
反対に真顔の写真も避けるほうがよいです。
証明写真を撮るときに自然な表情を作るのが苦手な方もいるかもしれませんが、真顔で撮ると真面目な印象になり過ぎてしまうことも。
真面目な印象なのは悪いことではありませんが、真顔になると口角が下がったり真一文字になったりしてしまう方は、怖そうな印象や自信がなさそうなイメージを与えてしまうことがあります。
口元を締めすぎたり、肩肘張りすぎないよう注意しましょう。
【男女別】履歴書の写真で好印象な笑顔とは?
それでは、履歴書の写真で好印象を与える笑顔とは具体的にどのような表情なのでしょうか。
笑顔のポイントは男性と女性でやや異なります。
意識するポイントを紹介するので、撮影前に確認しておきましょう。
【男性】控えめの笑顔を意識しよう
無理して笑顔を作ろうとすると、不自然に映ってしまう場合があるため、控えめな笑顔を意識するのがおすすめです。
無表情の中に、ほんの少し笑顔を感じられる程度の表情を意識するといいでしょう。
【男性】少し力を入れた凛々しい表情もマル
しっかりした印象を与えたいときは、少し口元に力を入れて凛々しい笑顔を作るのもおすすめです。
ただし力を入れすぎると、表情が硬くなってしまったり顎が下がり過ぎたりしてしまい、威圧的な印象になってしまうことも。
奥歯に軽く力を入れると、自然に口角が上がり程よい表情が作れるでしょう。
【女性】女性は男性よりも表情の自由度が高め
女性は男性より表情の縛りが少なく、歯を見せた笑顔をOKとする業界もあります。
アナウンサーや客室乗務員、化粧品業界などでは、真顔よりプラスの印象になることも。
規定や就活情報を確認し、柔軟で快活な印象を与えられるような写真を撮りましょう。
【女性】やさしく微笑むイメージで
やさしく微笑むイメージで写真撮影すると、大人の落ち着いた印象を与えられます。
あまり印象をよくしようと意気込み過ぎると、口角が上がり過ぎて不自然な笑みになり、自分の魅力をアピールしにくくなってしまいます。
撮影時に自然な表情を作れるように、普段から鏡の前で練習しておくといいでしょう。
履歴書の写真を撮るときに自然な笑顔を作るコツ!
履歴書の写真を撮るときに笑顔で撮るのがいいことはわかりましたが、笑顔を作るのが苦手な方もいると思います。
印象のいい笑顔を作るためには、どんな点を意識すべきなのでしょうか。
自然な笑顔を作るためのコツもチェックしておきましょう。
口の周りの筋肉をほぐしておく
笑顔が作れているかどうかを見極めるのに大切なのは、口元の角度です。
口も周りの筋肉が硬いと、口角は自然には上がりません。
「あ・い・う・え・お」など口の周りの筋肉が大きく動くように発音したり、普段から食事のときによく噛んで食べたりして口の周りの筋肉をほぐして柔らかくしておきましょう。
リラックスできるシチュエーションで撮る
写真を撮るときに、リラックスできる状況で撮ることも笑顔を作る大事なポイントです。
慣れないスタジオに行くときは、家族や友達を連れて行くと緊張がほぐれやすくなります。
また撮影の雰囲気作りが上手なスタジオを選ぶのも大切でしょう。
楽しかったことを思い出す
思うように笑顔を作れないときは、楽しかった思い出を想像してみるのもいいでしょう。
つい微笑んでしまうような出来事を思い出すと、自然に笑顔が作れるはずです。
また目の前に大好きな芸能人やペット、赤ちゃんがいると想像してみるのもおすすめの方法です。
一度歯を出して思いっきり笑う
はじめから自然な笑顔を作るのが難しいときは、一度口を開けて歯が見えるくらいに思いきり笑ってみましょう。
そのあと、口角が上がった状態を意識したままゆっくり口元を閉じると微笑みの表情ができます。
笑顔を作ると目が細くなりやすい方も、一度思いっきり笑ってみると、目力のある笑顔を作れるでしょう。
履歴書の写真を撮影するときのポイント!
印象のいい写真を取るのに大切なのは、笑顔だけではありません。
就職活動に使用する履歴書の写真は、笑顔作り以外の方法も取り入れて、さらに印象をよくしましょう。
目線や眉毛、顎の位置など、写真の撮り方について、具体的なポイントを紹介します。
目線は面接官を見るような気持ちで
カメラに向ける目線は、写真を撮るときにとても重要で、履歴書の写真の印象を大きく左右します。
ただカメラを見るのではなく、その先に面接官がいると思って真っすぐレンズに目線を向けましょう。
「この会社で働きたい」という気持ちを持って目線を作ると、採用担当者に熱意を伝えられます。
眉は力を入れず自然な位置に
眉毛も顔の印象を左右するパーツのひとつです。
無理に表情を作ろうとすると、眉毛の位置も不自然な位置になりやすく、結果的に違和感のある表情になってしまいます。
笑顔を作ろうとしたときに、眉に力が入ってしまったり目を見開いたりすると、眉毛の位置が通常の場所よりも大きく変わってしまいます。
眉毛はできるだけ動かさず、通常通りの位置にしておくことが大切です。
髪は清潔感がでるようにまとめる
髪形などの身だしなみも整えて撮影に挑みましょう。
髪をまとめると、清潔感が出てさらにイメージがよくなります。
前髪が目にかかってしまうと表情が暗い印象になってしまうため、眉や目が見えるくらいの長さにカットするか、ヘアピンなどで留めておきましょう。
また後ろ髪もスッキリと束ねた髪型がおすすめです。
男性の場合も、輪郭や目が見えるような髪形にするとさわやかな印象になるでしょう。
顎は少し引くくらいがおすすめ
顎の角度も、その人の印象に影響します。
普段はやや顎が上がり気味になっている方が多いため、顎の高さを意識しないで写真を撮ると、人を見下しているような印象になってしまいます。
反対に顎が下がり過ぎていると、上目遣いになりやすくなってしまうため、顎は軽く引く程度にして、目線が水平になるよう姿勢を整えましょう。
履歴書の写真は笑顔でOK!自然な表情で第一印象をアップさせよう!
就活やアルバイトの履歴書に貼る写真を撮るときは、歯が見えない程度の自然な笑顔を心がけるといいでしょう。
自然な笑顔を作るのは少し難しいですが、写真撮影前に表情筋をほぐして柔らかな表情を作る準備をしておくのがおすすめです。
証明写真ひとつで第一印象が大きく変わるため、できるだけ印象のいい写真を貼って履歴書を提出しましょう。
- 履歴書に貼る写真は、自然な笑顔で撮るのがいい
- 男性はわずかに笑顔が見られる程度、女性は微笑んでいる程度の笑顔が理想
- 笑顔を作るのが苦手な場合は、撮影時に友人や家族を連れて行ったり、雰囲気のいいスタジオを選んだりするといい
- 眉は普段通りの位置に、髪は清潔感があるようにまとめ、表情が分かりやすいように写真撮影しよう